無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

福島殺処分zeroアクション

2015年02月23日 07時42分09秒 | ボランティア
おはようございます。昨日は、90人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

一昨日、PCが故障し、昨日は四苦八苦したわけですが、私だけでなく、多くの方々のPCが故障したそうです。恐ろしい世の中です。今は、普通に起動するようになりましたが、データ管理等の重要性を改めて感じました。

さて、フェイスブックに、「福島殺処分zeroアクション」というページを設けました。福島は、動物愛護が遅れており、そのために大震災の時には多くの方々に助けていただいたわけです。全国の方々が、被災地の犬猫を引き取ってくださる中、多くの県民はホームセンターのペットショップ売り場で犬猫を購入しているという現実。また、震災後から2年ほどは、県南保健福祉事務所に収容された犬までも、全国の方々が引き出してくれたと聞きました。しかし、多くの県民は関心がない。関心がない分野には、予算もつきません。

どんどん先進地との格差が広がっていく。

都会に憧れる人が多い中、都会では、芸能人等の著名人が被災地の動物を引き取っている。FBなどでは、福島批判めいた言動をするボランティアも存在するわけですが、反対の立場になれば、遠くから自費で福島にボランティアに来てる、若しくは募金した、福島の犬猫を引き取った等した方々が、福島に対して冷ややかな思いを持つのも理解できます。

実際、県民の関心が薄いのも事実です。自分の犬や猫は大切にしても、保健所の犬猫には関心を持たない。動物への思い・行動は、人間にも当てはまります。例えば、子どもの虐待や貧困への関心。弱者への配慮に通じるような気がしています。県民は、遅れていることに気付いていない。他県から冷ややかな目で見られていることに気付いていないことも問題だと思います。被災地ということで、控えた言動をされている他県ボランティアも多いようですが、実際には相当腹を立てているようです。

今後もライフワークとして、地道に頑張りたいと思います。賛同いただける方は、ページの応援をお願い致します。

PC故障、スマホなし

2015年02月22日 11時16分12秒 | 日記
毎朝のブログ更新を日課としていますが、昨日PCが故障しました。インターネットにつなげず、困っております。スマホも所持しておらず、仕方なく、古いPCを出して、なんとか接続しました。古いPCは、音も大きく、非常に遅く、時代の進化を感じます。故障したPCには、たくさんのデータが保存されているので、それを移動させなければなりません。得意分野ではないので、一日かかりそうです。

では、皆さま、良い一日をお過ごしください。

首相までもが野次で注意を受ける日本の現状

2015年02月21日 08時32分53秒 | 国政
おはようございます。昨日は、89人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

国会での野次が問題となっています。「悪化する国会での野次問題 」

共産党の志位和夫委員長に対して、「さすがテロ政党」との野次をを飛ばしたのは、自民党の山田賢司衆院議員だったようです。これにも驚きましたが、安倍首相までもが野次を飛ばし問題となっています。

ヤフーニュース『「日教組!」安倍首相が突然ヤジ 衆院予算委、自民委員長も困惑』

安倍首相が、衆院予算委員会中に民主党の玉木議員に対して「日教組!」と野次を飛ばしました。

その部分を文字にすると、

安倍首相 「日教組!」
玉木議員 「総理、ヤジを飛ばさないでください」
玉木議員 「いま私、話してますから総理」
玉木議員 「ヤジを飛ばさないでください、総理」
玉木議員 「これマジメな話ですよ。政治に対する信頼をどう確保するかの話をしてるんですよ」
安倍首相 「日教組どうすんだ!日教組!」
大島委員長「いやいや、総理、総理……ちょっと静かに」
安倍首相 「日教組どうすんだ!」
大島委員長「いや、総理、ちょ…」
玉木議員 「日教組のことなんか私話してないじゃないですか!?」
大島委員長「あのー野次同士のやり取りしないで。総理もちょっと…」
玉木議員 「いやとにかく私が、申し上げたいのは…」
玉木議員 「もう総理、興奮しないでください」


玉木議員は、旧大蔵省出身の議員で、日教組とは無関係のようであり、このような状況で、首相が、全く無関係の野次を飛ばすことが理解できません。動画を見ても、かなり興奮されている様子です。理解に苦しみます。





子どもの貧困問題、学びたい者が学べる社会をつくりたい。

2015年02月20日 08時34分33秒 | 福祉
おはようございます。昨日は、83人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、3月議会に向けて、勉強をしております。また、議員活動報告書「はってん」の準備も始めます。何かと忙しくしております。3月議会では、採り上げたい問題が、いくつかあります。その中の一つは、「子どもの貧困」問題です。

子どもの貧困対策の推進に関する法律は、「子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るため、子どもの貧困対策に関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにし、及び子どもの貧困対策の基本となる事項を定めることにより、子どもの貧困対策を総合的に推進する」ことを目的としています。現在の日本では、6人に1人の子どもが貧困状態にあると言われています。格差が広がる中で、人知れず苦しむ子どもたちがいるわけです。

私は、長年ボーイスカウト活動を通し、子どもたちと接してきました。子は社会の宝です。私自身には、子どもがいませんので、尚更、社会の子どもたちは私の子どもであるかのように大切に思っております。厚労大臣の胸に、オレンジリボンがありますが、私のスーツにも必ずオレンジリボンがついています。この子ども虐待防止運動に、幸運なことに初回から参加をし、それ以降ずっとオレンジリボンを胸につけています。また、私にもお役にたてることがあればと考え、養育里親にも登録をし、一時預かり施設で研修を受けたこともありますが、残念ながら、我が家にはペットが多数いるために、委託はないまま現在に至り、ペットがいなくなる可能性もないため、登録解除を申し出ました。これは、養子目的ではなく、社会貢献としての登録でしたが、この中で、様々な問題があることを知りました。一般的には、児童養護施設の側から見ることが多いですが、里親の側から見れば、違った光景が見えるのです。大変勉強になりました。

さて、子どもの貧困の中で、私が気になるのは、「食事」そして「学習」です。もちろん、愛情や環境も重要ですが、これは親によって大きく異なります。共通する部分としては、給食以外に栄養を摂っているのかという点、そして、学習・進学意欲を失わせないことだと思います。

私自身、貧困家庭に育ち、小学生の頃から新聞配達をしていました。それ以降、小遣いを貰わず、自分で働いたお金を小遣いにしていました。中学時代は、野球部。補欠でした。この時のユニフォームやシューズ購入費用も、全部自分の働いたお金で支払いました。大学進学は絶望的でしたが、当時、白河高校理数科担任の先生より、公務員として働きながら夜間大学に通う方法もあることを教えられました。そして、国家公務員試験に合格し、当時の大蔵省(現財務省)関東財務局で働きながら、夜は日本大学法学部の学生として勉強をしました。この学費も全部自分で支払いました。間違いなく苦学しましたが、その分、必死で勉強しました。実は、自民党の片山さつき議員とは、大蔵省の同期ですが、あちらは東大卒のキャリア組ですので、お話したこともありません。

マスコミ報道の中で、ボランティア等の取り組みを知ることがありますが、貧困家庭の子どもに無償で勉強を教え、その際に食事を与えている団体もあったように記憶しています。飢えた子どもがいれば、助けたいと思う大人はたくさんいます。しかし、社会的弱者と言われる方々は、政治から離れた場所にいることが多く、なかなか実情を知る機会がありません。

貧困の体験者として、この問題に真剣に取り組みたいと思います。


平成25年度犬猫殺処分数12万8千頭!

2015年02月19日 07時20分49秒 | ボランティア
おはようございます。昨日は、81人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、環境省では、「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を推進しています。

このプロジェクトは、「動物の命を大切にし、やさしさあふれる人と動物が共生する社会の実現を目標に、殺処分をできる限り減らし、最終的にはゼロにすることを目指す取り組みの推進」です。

環境省HPによれば、平成24年度の全国の犬猫殺処分数は、16万2千頭。平成25年度は、12万8千頭にまで減っています。しかし、約13万頭もの犬猫の命が、消えていったことも事実です。

日本と同じ敗戦国であるドイツでは、殺処分が殆どゼロだということをご存知ですか?日本では、人間の身勝手で遺棄されたり、「殺してくれ」と持ち込まれた犬猫をガスによる窒息という非常に苦しむ方法で殺していますが、ドイツでは基本的に殺さないそうです。現在、日本中で、ドイツのように殺処分をゼロにしようとボランティアの方々が頑張っています。殺処分数の減少は、ボランティアの増加によるものであると思います。残念ながら、地方では意識が低く、不幸な犬猫を引き取るという社会貢献が根付いておりません。しかし、何もしなければ永遠に遅れたままです。誰かが何かを始めなければ、何も変わらない。これは、どの分野でもいえることです。

先の環境省HPでは、明確に、国民や、ボランティアや、各地自体が「するべきこと」を書き記しています。その一部をご紹介します。

都道府県等(自治体)
•動物愛護管理推進計画に基づく取り組みの更なる推進
•適正飼養等の更なる広報、普及啓発の推進
•返還と譲渡の取り組みの更なる推進
•飼い主への指導等の強化
•動物取扱業者の監視と指導の強化
•各主体と連携した取り組みの強化


国民
•適正管理の考えの向上
•遺棄や虐待の防止
•無責任な餌やりの防止


また、不妊去勢措置等を行わない無責任な餌やりの防止(不幸な命を増やさない)、地域猫活動の推進 との記載もあります。となれば、この費用について、補助が必要であると思います。先進地域では、全額無料で手術ができる自治体もあるようですが、白河市のように全くない自治体もあります。これでは、格差は広がるばかりです。まずは、国の方向性を各自治体は理解する必要があると思います。