無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

図書館蔵書にない古賀茂明氏の「国家の暴走」本屋も品薄

2015年02月18日 07時54分22秒 | 国政
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本日は雪です。早朝より、通学路の雪かきをしてきました。良い運動になりました。



雪が降ると私の看板が、「竹功一」になってしまいます。



枝の剪定が必要です。



私の除雪スタイルです。メガネは老眼です。そんな年齢になりました。

さて、J-CASTニュース『安倍批判の古賀茂明氏、報道ステーション降板へ 「4月以降の出演はない」と明かす』というネット記事がありました。古賀氏は、この番組の中で、「I am not Abe」と発言したことが波紋を呼んでいるそうですが、この国には言論の自由はないのでしょうか?安倍政権になってから空気が変わったように感じています。古賀氏の著書「国家の暴走」も問題となっているようです。白河市立図書館蔵書検索をしてみました。



かなり売れている本のようですが、図書館蔵書にはないようです。



電子図書も販売されていますが、私はガラケーですので、やはり紙が良い。そこで本屋に行ってみました。メガステの本屋では、入り口正面の本の紹介棚にありましたが、1冊しか残っておらず、その1冊は多くの人が手に取ったために、見本品のような状態で、購入を躊躇いました。今日は、別の本屋を覗いてみます。この状況を見ると、古賀氏の著書「国家の暴走」は、白河市でもかなり売れているように思えます。多くの方々が関心を持っているのでしょう。図書館にないのが不思議なほどです。ちなみに、皆さんご存知だとは思いますが、自宅PCから図書館にアクセスし、蔵書検索ができます。故成井市長念願の白河市図書館、当時を知る議員の一人として嬉しく思いながら、活用しております。


安倍政権が原発再稼働を急ぐ理由とは?

2015年02月17日 07時26分58秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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ハフィントンポストの「元経産省官僚・古賀茂明氏が語る『安倍政権が原発再稼働を急ぐ"ワケ"』」を読みました。大変面白い内容でした。報道をする側の方々の中にも、葛藤があり、自分の発する言葉に、「覚悟」が必要となる場合もある。我々議員も、本来は、市民のために覚悟して行動しなければならないはずです。票のために、支援者からの陳情を通すために、ではなく、市民のために。

日本が原発再稼働に流れていくのを静観していいものか。我々は当事者ではなかったのか。脱原発と言えば共産党だと思われるという声を耳にしますが、共産党の方々よりも大きな声で訴えていないからではないかとの反省もあります。

日本は原発を輸出したがっています。そして、世界各国が、この危険なモンスターを欲しがっている。古賀氏は「再処理をするということはプルトニウムができるということです。プルトニウムは核爆弾の原料になる物質です」と言っています。世界が核を求めている今、被爆国である日本、そして原発事故の悲劇を知っている福島こそが、脱原発を訴えなければと思います

小さなお子さんやお孫さんをお持ちの方々、若いお子さんをお持ちの我々世代の方々、未来ある若者のために、どんな国にしたいかを考えましょう。ある若者が集まった場所で、ある人が「不景気の時は戦争すればいい」という発言をし驚いたことがあります。もっと驚いたのは、二十歳前後の若者たちから歓声が上がったことです言った人間は、戦争になっても戦地には行きません。行かせたくないと思う者が、平和への強い思いを持たなければならないと感じています。


大震災の経験から非常食について考えてみる

2015年02月16日 07時11分19秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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さて、来月の11日で、東日本大震災から4年の月日が経つこととなります。大地震に襲われ、余震が止まらぬ恐怖の中、断水により非常に不便な生活を強いられました。スーパー等が閉まった中で、開いているお店は、お菓子から何から、食べることができるものは飛ぶように売れ、棚が空となりました。毎日、水と食料を得るために、徒歩や自転車で動かれた方も多いことでしょう。あの時は、ガソリンも手に入りませんでした。

その後、新聞等でも「非常食」の必要性についての記事を見かけます。私も、レトルト食品等を備蓄しておりましたが、賞味期限が切れ、それを消費していく中で、あの震災経験も思い出しながら、本当に必要な非常食とは何かを考えております。

まず、非常時には、水・電気・ガスが止まる可能性があります。東日本大震災時は、電気はすぐに復旧しました。ガスも使えました。しかし、断水は続きました。水は重要です。水洗トイレを流せず、手も食器も洗えません。ご飯を炊くこともできない。とにかく、水は重要で、絶対に必要です。

そして、もしガスが止まっても卓上コンロとそれ用のガスボンベがあれば、室内で煮炊きができます。水と米があればご飯も炊けます。ということで、非常時に必要なものとして、

水・米・卓上コンロとそれ用のガスボンベ

通常の非常食は、レトルトや缶詰が多いようです。私は、長期保存可能な保存食に注目をしています。例えば、3年ほど保存可能な味噌や梅干。その他、数か月~1年程度保存可能な漬物等。



昨日、食品保存用の棚を作ってみました。人参・リンゴを棚に収納、下の段ボール箱にはじゃが芋が入っています。新聞紙に包んでいるのは白菜です。この他、高野豆腐等の乾物も長期保存が可能です。農家の方々は、食品保存について知恵をお持ちですが、親類を見ても、我々世代はスーパーで買うことが多く、その知恵を引き継ぐ者がないことが残念でなりません。

高齢者による猫繁殖問題から浮かび上がる日本の高齢者福祉問題

2015年02月15日 07時38分41秒 | 福祉
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さて昨今、70歳を軽く超えた年齢の方々が、犬を連れて歩く姿をお見かけいたします。以前は、「自分の方が早く死ぬから飼えない」と言う人が多かったように思いますが、時代の変化でしょうか。そして全国的に、高齢者が亡くなった後に遺されたペットが問題となっています。どうして以前は「最後を看取れないから飼えない」と言う人が多かったのに、ペットを遺して旅立つようになってきたのか。核家族化などの問題を秘めているようにも感じます。社会問題を放置した結果、更なる社会問題が生まれたのかもしれません。

昨日は、猫というキーワードにより、猫好きの高齢者のお宅を2軒訪問致しました。1軒は、先月より関わらせていただいている老老介護のご家庭です。体調を悪くされ寝ていたところにお邪魔をしてしまいました。このような時は、買い物はどうされるのか?いろんなお話を伺いました。いつも快く迎えていただき有難く思います。



このお宅の4匹の猫の譲渡先探しをしなければならず、写真を撮らせていただきました。



先月不妊去勢手術をしましたので、怖い人だと思われているようです。他の2匹は逃げてしまいました。



これは別のお宅が餌付けをしている野良猫。ここを通る高校生が世話をしていたそうですが、進学するにあたり猫の行く末を案じています。ある独居高齢者が餌を与えていますが、それでも不安を感じ、朝晩高校生は世話に通っていたようです。半年前には十数匹もの猫がいたが、現在は半分の数となり、消えた猫がどうなったのかも不明。不妊去勢をしておらず、繁殖しては消えを繰り返してきたようです。高校生が不安を感じるもの当然です。

全国的には、ペットだけでなく野良猫の不妊去勢についても、不妊去勢手術の全額か一部の補助を出す自治体が増えているようですが、白河市にはありません(ペットにもない)。となると誰が出すのか?という問題が生じます。募金を集めるのは非常に難しく、頭数分には至りません。また、高齢者の場合、不妊去勢に抵抗がある人も多く、説得するのも難しい。これにも、先進自治体では、行政が積極的に説得に加わるようです。

放置すれば、近隣紛争の種となり、高齢者がより孤立します野良猫は、高齢者のアニマルセラピー的な存在となっているようにも思えます。しかし、猫が嫌いな人もいるわけです。また、その根本的原因となるのは、動物の遺棄という犯罪行為です。福島の農村部では、不妊去勢をせずに、仔猫や仔犬を殺すことが多いと来福ボランティアの間で噂となっているようですが、これは犯罪です。早期に不妊去勢をし、不幸な命を増やさないことが必要ですが、この啓発が足りない上に、補助もない

野良猫の陰には、社会問題が潜んでいます。放置すれば、更なる社会問題が生まれる可能性が非常に高い。反対に、先進地では高齢者福祉も充実している可能性があります。

私は、動物好きな高齢者こそ、老犬や老猫を社会貢献として預かってはどうかと思います。一時預かりボランティアであれば、入院等で飼育が困難となればボランティアに戻せます。また、ボランティアと関わることにより、社会との関わりが保て、不幸な犬猫を世話することで、社会貢献もできるわけです。残念ながら、今現在は、社会貢献意識よりも、現在の自分の癒しを優先する高齢者が多いように感じます。これも啓発により変えていくしかありません。

まさしく、動物愛護は高齢者福祉・社会福祉と深い関係があります。

動物愛護意識の遅れから、福祉の重要性を感じた

2015年02月14日 07時29分28秒 | ボランティア
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以前は、大竹=介護のイメージを持たれていた方が多いように思います。母が亡くなり、最近では大竹=動物になってきました。「動物なんて票にならないぞ!」という厳しいお叱りも頂戴致します。確かに、その通りです。しかし、野生動物と違い、愛玩動物の問題は人間によって生み出されている人間の問題です。インド独立の父と称されるガンジーの言葉に、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」があります。東京では、オリンピック開催までに殺処分をゼロにしようというキャンペーンがあるそうです。先の開催地ロシアでは、野犬が問題となり、アメリカ等の選手が可哀想だと連れ帰ったという報道があったことを記憶しています。動物愛護が先進した国を見れば、やはり先進国であり、それらの国は人間の福祉も先進しています。日本であれば、東京等の都会を中心にボランティア団体が活発な活動をしているようです。その反対に、地方に行けば悲惨な現状があります。動物に対する扱いを見れば、人間のモラルや福祉先進度がわかるのではないでしょうか。

昨今では、高齢者が孤独からペットを飼育する傾向があります。しかし、飼い主の入院や死亡により行き場を失くすペットもいます。この問題は今後大きくなるでしょう。また、野良猫問題も同様です。高齢者が野良猫に餌付けをしているケースが多いわけですが、繁殖防止をしないために増え続け、深刻な近隣紛争を招いている場合もあります。

この問題に関心を持つ者が増え、ボランティア参加者が増える日が来ることを願っておりますが、残念ながら、自分が楽しむための趣味の会参加者とは違い、このようなボランティアへの参加者は殆どいません。このような点からも、白河市の福祉は、まだまだであると感じ、高齢者福祉や児童福祉に力を入れていきたいと、改めて思います。



昨夜は、私の手作り水餃子鍋でした。寒い冬には鍋が一番です。