人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第177回 『建国記念の日』(日本)

2025年02月11日 | 日記

【人生をひらく東洋思想からの伝言】

第177回

『建国記念の日』(日本)


「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨の下に、

国民一人一人が、我が国の成り立ちをしのび、今日に至るまでの先人の努力に思いをはせ、

更なる国の発展を願う国民の祝祭日ということになっています。


初代天皇である神武天皇が紀元前660年2月11日に即位したとされるため、

この日を日本の建国としています。

神武天皇の即位を紀元とする皇紀では、2025年は皇紀2685年となります。

日本は現存する世界最古の国です。2685年にわたって皇統で王権をつないできた

世界唯一の単一王朝国家となります。

神武天皇は、この建国の際に、理念として下記のような言葉で表現しました。


「八紘一宇(はっこういちう)」


意味合いとしては、

「すべての世界の人々は、ひとつ屋根の下の家族である」という意味になります。

まさに、この天の思いを地上に表すための理念であり、国が乱れた時には

この理念に立ち返ることで、私たちの先輩は日本を守り支えてきてくださったのです。


私は学生時代、恥ずかしながら日本の歴史や伝統文化について、

あまり深く考えることなく過ごしてきました。


しかし、大人になってから古事記や日本書紀、

そしてさまざまな歴史や思想を学んでいく中で、先人たちの想いや知恵に触れ、


その精神性の奥深さに心を打たれる経験を重ねてきました。

まだ学ぶべきことは数多くありますが、日本の伝統的な叡智や精神文化を理解することは、

現代を生きる私たちにも大きな気づきを与えてくれます。

これからも学びを深めながら、その知恵を活かして、

世界の平和と幸せに少しでも貢献していけたらと願っています。



参考文献
『清く美しい流れ』田口佳史著 PHP研究所
『あなたに知らせたい日本という希望』赤塚高仁著 きれい・ねっと
『世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』小名木善行著 徳間書店

 


寒川神社


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