人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第110回『知る者は言わず、言うものは知らず』(老子)

2023年10月30日 | 日記

【人生を開く東洋思想からの伝言】

第110回

『知る者は言わず、言うものは知らず』(老子)


老子は、宇宙の根源である「道」の在り方を、

自らの在り方、そして拠り所とすることを伝えた思想家であります。

ここでいう、「知る者」とはそのような根源的な在り方を、

自らの在り方としている人のことであります。


「道のあり様を、自己のあり様としている人は、

余計な知識をひけらかしたり認めてもらおうとはしない。」


まさに、ここでいう知る者というレベルに達するには、

本当にまだまだではありますが、そういう生き方、在り方を知り、

目指そうという意識がまず大切であるようにも感じます。

まずは、そこから地道にいきたいと思っています。


参考文献 
『老子の無言』田口佳史」著 光文社

 

 

 

 


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