【人生を開く東洋思想からの伝言】
第109回
『運を大きく育てていく人』
強運とは運が強いと書き、習慣や考え方、努力、研鑽(けんさん)で
身につけていくものだと言われています。
強運とは自分で引き寄せるものなのでしょうか?
強運になるにはどうすればよいのでしょうか?
経営の神様と言われた松下幸之助さんに、『経営者の条件とは何ですか?』とお聞きすると、
真っ先に『運が強いことや』と、答えられたそうです。
矢継ぎ早に、『運を強くするにはどうしたらいいですか?』とお聞きすると、
『徳を積むことしかない』と。
本当にその因果関係はシンプルですね。
観相学の分野で著名な、藤木相元先生は、
『運には他の人に分け与えるともっと大きな運になって返ってくる性質がある。
運も分配すれば、いつか巡り巡ってよい報いが返ってくる。
いい情報を得たら教え、いい仕事が出来たらそのノウハウを伝え、
いい人脈をつかんだらおしみなく紹介する』
そういうことを心がければあなたは間違いなくたくさんの人から運を分けてもらい
大きな運を呼ぶ人間になることが出来るようになるとご著書に書かれています。
これらの宇宙の道理、真理を実感して、少しでも日々実践していきたいと思います。
【参考文献】
『運を呼び込む成功顔になりなさい』藤木相元著 かんき出版
東京大神宮(飯田橋)