人生をひらく東洋思想からの伝言

様々な東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら一緒に人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第133回『天上天下唯我独尊』(仏教)

2024年04月08日 | 日記

【人生をひらく東洋思想からの伝言】

第133回

『天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)』(仏教


お釈迦様の誕生日である4月8日に実施される仏教のお祝いの行事のことを、

花まつりといいます。

花まつりでは「天上天下唯我独尊」と言葉を発したときのお釈迦様の像(誕生仏)に

甘茶をかけてお祝いをします。

 

お釈迦さまは生まれるとすぐに立ち上がって、

七歩歩き、右手の人差し指を天にさしあげ、左の人差し指は地を指して、

「天上天下唯我独尊」と言いました。

その意味は、「天の上から下までの間に(この世に)

我(私)という人間は一人しかいない、まことに尊いことだ」ということになります。


みなさま、この世にあなたという人間は一人しかいない尊い存在なのです。

だからこそ、共に命を称え合い、お互いに共創していけるように

生を輝かせていきたいものですね。



参考資料
『ポケット般若心経』 大栗道榮著 中経文庫(KADOKAWA) 

 

 


善光寺(長野県)


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