松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆圏域行政を考える⑤行政単位としての都道府県

2020-05-19 | 域外住民への関与
 今回ほど、県内・県外を意識したことはない。

 県外から来ないでくださいと言われ、県外ナンバーには厳しい目が注がれる。埼玉県では、東京に行くときに手形が必要ということだけども、今は、逆になった。6月から研修が始まり、県外に行くが、そこでは横浜弁は、しゃべらないように気をつけよう。

 コロナ騒動で、知事さんの出番は多い。知事が目立っているが、それを支える都道府県のスタッフは、なかなかやると思う。市町村でも、保健所など、職員の奮闘もいい。少ない人数でよくやっていると思う。こういうときこそ、文句ではなく、励ましだと思うが、それができない大人も多い。

 コロナでは、都道府県という単位は、小さかったり、大きかったりである。東京、神奈川、埼玉は、一蓮托生である。埼玉だけではいかんともしがたい。

 他方、県だけではでかすぎるという局面もある。埼玉でも秩父の方は、3密にはならないが、同じような取扱いになる。これは、やはりおかしいだろう。同じ県で一律ではなく、いくつかの市町村ごとのブロックで、対応が違ってもよいだろう。

 結局、藤堂府県も市町村も、ひとつの基準なので、上手く当てはまるものと窮屈になるものがある。すべてに対応できる大きく、仕組みはないから、合体したり、分離したり、フレキシブルな対応が必要ということなのだろう。
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