松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★市民参加研修・市民参加の意義と課題(茅ヶ崎市)

2018-02-13 | 2.講演会・研修会

 茅ヶ崎市における市民参加条例の研修会である。市民参加の意義と課題の解決策、そのヒントを話せという注文である。

 茅ヶ崎市はまじめな自治体である。自治基本条例の見直しや研修会をきちんとやり、市民参加条例についても、検証をきちんとやっている。その一環として、ここ数年、中堅者向けの研修会を頼まれている。

 個人的な事情であるが、茅ヶ崎市の研修は力が入る。みんな顔見知りということもあるが、特に、この研修事務の担当は、私のゼミ生のK.Sかぁだからである。今回、うれしかったのは、K.Sかぁが、パワーポイントのもとを作ってくれたこと。うれしかったのは、手間が省けたからではない。手間的には逆で、私にとって、あまり関心がないところをパワポにしたので、むしろ手間がかかった。

 うれしかったのは、ああそうなのか、ここが伝えたいところなのか、みなが聞きたいところなのか、というポイントがよく分かったということである。私ならば、省略してしまうようなことを説明してほしいのかということがよく分かった。初心忘れるべからずというか、常に、謙虚に、素直に、何を伝えるべきかを考えることの重要性をあらためて、心した次第である。

 教え子に教えられるようでは、私も、もうおしまいである。

 今回、気になった言葉。

 1.空気感。松下さんの講演は、「松下さんらしい空気感」があるとちょろっと言われた。空気感・・・・。どんな空気なのだろう。文脈からは、緊張感とは正反対のもののような感じがしたが、そうなのだろうか。空気感の内容を今度聞いてみよう。

 2.「まじめな話もできるんだ」。これも、ちょろっと言われた。私的には、いつもと変わらないつもりであるが、そう感じたのは、いつもは、もっと、のんきなことばかり、言っているのだろうか。あるいはそう思われているのか。これも今度、聞いてみよう。

 3.昼間人口が増加している。これは最初にあいさつした服部市長さんの言葉。確かに高齢化でリタイアした人がまちに増えてくる。茅ヶ崎市のような寝るだけ市民が多いまちも、今後、急速に変わっていく。第一線の人は、それを敏感に感じている(ちなみに服部さんは、どんな研修でも、時間があれば、顔を出し、職員を激励し、時間のある範囲内で話を聞いていく。その姿勢は、すごいと思う。

 今回は、ともかく、担当がK.Sかぁなので、始まる20分前には、きちんと会場入りし、ネクタイもちゃんとしていった(昨年は、先生が忘れちゃうんじゃないかとはらはらしたとのこと。ゼミではそういうイメージなのだろう)。資料も、きちんと時間内に出した。教え子が、困ることがないようにという、ささやかな配慮である(というか、20分前に行く、資料をきちんと出すなどは、いずれも当たり前のことか)

 

 

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