ヨーロッパ初心者ですので空気を感じられたらOKという気持ちで行って来ました。
ポルトガルと言うと先ず「なんで?」と聞かれますが、特に理由はなく強いていうなら
おいしいものがありそうなのと物価が安そうなのかな。
ポルトガルはお手ごろなツアーもなく、あってもスペインのおまけぐらいしかないので
なかなか人気が出ないのかもしれません。
同じく直行便がないスペインは人気あるようですがねえ・・・・・
歴史苦手ですが日本との関わりは古いんですよ
なんだか発見されたことになってるんですから。
そして、パン、コップ、カステラ、金平糖、タバコ、ジョーロなどなどポルトガル語が日本語に。
レストランのメニューでピッチャーがジョーロ(読み方は不正確)でしたよ。
目的地が決まっても旅行期間中にあるイベントは10月27日のサッカーの試合くらいしか
上がって来なくて、それほどのサッカーファンではないのですが観ることにしました。
それとサンタレンのフードフェステバルというのも興味があったのですがほとんど情報が
皆無に近く、やっとポルトガル語のサイトで日程らしきものを見つけました。
ガイドブックやネットで調べているうちになんか島も良さそうだなと思うようになり、いや
むしろ島の方に惹かれるようになり出発間際になってからリスボンからマデイラ島の
格安航空券をネットで残席4のところでゲット。
詳細にスケジュールは立てず大雑把にリスボン、マデイラ、ポルトの3箇所にし
宿だけネットで予約しユーラシア最西端の地を目指したのです。
期間 10月24日~11月4日
基本費用 ・航空券 成田ーリスボン往復 120,000円
リスボンーマデイラ往復 24,000円
・宿 平均4,000円×10泊 40,000円
この時の為替レートは1ユーロ約140円
第1日目 10月24日(木)
エールフランス航空 成田11:55→パリ17:15 11時間20分
パリ20:15→リスボン21:45 2時間30分
折りしも大型台風が接近中で予定より早く逃げるように成田を離陸したのです。
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メニュー名はメニューカードによります
ランチ ・鮭の卵ソース掛け(なにかと思えば鮭のカツ丼)
・金平牛蒡 ・しいたけ ・ご飯
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ランチ ・ポテトサラダ
・野菜のブリュノワーズ
・豚肉のブレゼ、パプリカソース
・ローストポテト、にんじん、さやインゲン
・レモンケーキ ・チーズ
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ディナー ・フレッシュサラダ
・ほうれん草のクリーム煮とプロヴァンス風野菜のラザーニャ
・チーズ ・フルーツサラダ
エールフランス機ではドリンクはセルフサービスでエコノミー症候群の防止と
気分転換にとてもいい方法だなと思いました。
数時間が過ぎたころドラマで聞いたことがあるセリフがアナウンスされました。
「お客様の中にお医者様がいらっしゃいましたら乗務員までお申し出ください。」
来た来たきた~っ!
偶然、二階への階段上り口に医療用具収納場所(正式名称は知りませんが)は
確認済みでした。
しばらくすると乗務員がそこから用具のトランクを取り出し運んで行きました。
が、それ程時間が経たないうちに戻って来たので、
大事に到らなかったのではと思っています。
シャルルドゴール空港に着陸する少し前に右手になんたら城(パリ不勉強)が
見えます的なご丁寧なアナウンス。しかしシートベルトもしているし中央の席と
来ているので、「ああなんか有名な物が見えているんだ」とあきらめ。
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せっかく立ち寄ったパリの地で何か土産でもとショップを覗いてもあまり惹かれる
物もなく、まだ旅の始まりで荷物を増やしたくないのとで何も買わなかった。
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その代わりに宝石箱のように美しいパリの夜景を眺めることが出来ました。
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ピンボケでもエッフェル塔が確認できます。
そしてやっとリスボンに到着
ポルトガルの建物はタイルの壁が特徴ということで、到着して最初の
通路がこのタイル張り。下手をすると昭和なトイレと間違われそうなので
人物を入れてみました。
だいぶ空港に居たのに他に写真がない、どうしたんでしょう。
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地下鉄のチケットを買うのにかなり手間取りやっとの思いでロシオ駅を目指した。
時間的なものか路線的なものなのか長いホームにたった3両編成の電車が来て
あわてて乗り口に走る。
このあともリスボンではずっと地下鉄のチケット購入でうんざりさせられるのでした。
宿は看板もなく、よそ者が探し当てるのは至難の業でした。
何度もここの前を往復し、最後に店じまい中の隣のレストランで
聞きやっと丸1日かかって最西端の国の宿にたどり着きました。
うっすら灯りが点いているのが入口で、チェックアウト時に記念に撮った
画像です。普段灯りは点いてません。
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エレベーターなどある訳も無く
こんな階段を4階まで上った所にありました。
チェックイン後こんな大きな鍵3本セットを持たされました。
大きすぎて無くすほうが難しい、けど邪魔。
(今までで最強なキーホルダーはタイの宿でカセットテープ)
1階の入口と、4階の入口と、自分の部屋のです。
部外者の侵入はかなりの確立で不可能です。
高級ホテルよりもセキュリティーいいかも。
部屋にはチェーンも内側から手軽にロックする物も付いてません。
内側から鍵を使って閉めるのです。出る時は鍵を回して開けて出ます。
なに言ってるか分からなくなった。
しかも部屋以外の2箇所は鍵があってもすんなり開けられません。
一度、夜帰って下の入口が開けられず、すったもんだしていたら
見かねた通行人がガツンと引っ張りながら鍵を回し開けてくれました。
ポルトガルスタイルはこうだと言わんばかりに。
ほうほう、ドアは鍵だけではなく押したり引いたりの駆け引きも必要なんだ。
でもどうしてあの人ここのドアのクセを知っているんだろう。
よく同じ光景を見てたから?日常よくあることだから?
と言うか出る時も出られなくて外に居る人に
ジェスチャーで教えてもらったっけ。
そんなすばらしいところに4泊もしたのです。