10月31日(金) リスボン泊
嬉しいことにリスボンにアソーレスのアンテナショップがあるので、LCCの厳しい荷物制限のため
買うのをためらった土産を見繕いに寄ってみました。当然ながらサン・ミゲル島より品数が少ないですが
主な物は置いてあるので充分です。
そして日帰りができる所で選んだのがセトゥーバル
リスボンとアルガルヴェ地方に挟まれた一帯はコスタ・アズール(青い海岸)と呼ばれる。
西にアラビダ山脈、南にトロイア半島を望むセトゥーバルは、リスボン、ポルト、コインブラに次ぐ
ポルトガル第4の都市でモシュカテルというワインの産地としても知られる。
行き方は参考にするのですが、現地では手に入れた地図をもとに歩いたり現地の人のおすすめを
つい優先することが多いので歩き方の見所を結構逃しています。
たまたま選んだ所があとで第4の都市と知り、いかにガイドブックをよく読んでいないかと反省もしつつ。
セッテリオスバスターミナルから14:15発 6€ セトゥーバル15;05着
乗り心地が良さそうだし空いているのでいいかと思ったのも束の間、ちょっとしたハプニング。
指定の席に座ると自然に背もたれが倒れ、何度やっても勝手に倒れる。
長距離でもないし今座ったばかりで疲れてもいないのに過剰なサービスではないの?
それと思われるレバーやらボタンをいじっても変わらず騒いでいたら、前の親切な青年が
見てくれたのですが変化がなく、席を替わることをすすめてくれました。
ずっと座ることになっていれば文句の一つも言ったでしょうが、あのバスのあの席の不具合が
発見され修理されるのはいつになるんでしょう。
4月25日橋を走行中、先日行ったクリストレイが見えます
サンタ・マリア・デ・グラサ教会
そばにインフォメーションがあるので行ったら閉まっていたので地図は貰えず
どの街もそうですが旧市街の道は迷路のようで、いつの間にか方向がずれてなかなか目的地に着きません
旧市街のメインストリートと思われる所に出ると賑やかな飾り付けがしてあります。
そう、ハロウィンです。本場(本場かどうかわかりませんが)の雰囲気ははじめてのことです。
コスプレの子供たちとか、今日なら許されそうなメイクをした若者たちも闊歩しています。
町の電気屋さんと言ったところでしょうか
イエスの教会
特徴的なねじれた三つ編みのような柱が珍しい15世紀に建てられた教会
ミゼリコルディア広場の焼き栗屋台
この広場のインフォメーションでやっと地図を手に入れる
焼き栗はこの時季のポルトガルの街角風物詩 12個2€
終わっていましたが大きな市場です
入口の美しいアズレージョ
ただのゴミ箱です
サド川です
川沿いの広場にたくさんのカラフルなイルカのオブジェ
川です
”漁師と女神の像” 勝手に命名、でもきっとそうに違いない 川向こうの建物があるところは細長いトロイア半島の先端
インフォメーションで聞いたおすすめはレストラン街の外れと聞いてましたが、思いのほかレストラン街が長く
地図の域外で中心から川沿いに1,5kmほどのところにありました
新鮮な魚介類が並んでいて好きな物を選んで 調理してもらえます
目の前の川で採れたという貝は殻が薄く身が柔らかくて美味でした 大皿に山盛り 7,5€
トースト 1,5€
こちらではカタプラーナの少量サイズが出来るというので迷わずオーダー 18€
普通、量は多いのかも知れませんが倍位はしますのでちょっと二の足を踏んでいました
魚介が美味しいのは当然としても、いっしょに出てきたパクチーライスの美味いことと言ったらありません
おかわりしたいくらいでした
夕日が沈むころサド川の景色がほんの数分ピンクに染まるのを眺めながらの食事は最高でした
帰りはTSTという会社のバスで3,95€ 行きより随分安い
19:30発のバスは20:15ころプラサ・デ・エスパーニャに到着
バスターミナルと思っていたら公園の脇みたいな道路に降ろされ、いったいここはどこ?
ただでさえ分からないのに夜は方向が余計分からなくなり磁石だけが頼りになります
どうにかメトロの駅を見つけました
メトロの券売機前で必ずと言っていいほど繰り広げられる光景です。
初めて利用してすんなり買える 人は奇跡というほど分かりづらいので
悪戦苦闘していると、これも必ず分かる人が親切に助けてくれます。
そして同じ思いの人たちが寄って集って国際交流というなんとも微笑ましい構図。
慣れるまでは時間に余裕を持って利用しないと間に合わなくなるおそれがあります。
飲み込みが遅いのでやっとどうにか買えるようになりましたが、説明できるほど
理解できていませんので、もしリスボンを訪れるなら避けて通れないところですので
「ヴィヴァ・ヴィアジェン」で調べてみてください。
1回だけの利用でもややこしいカードでしか買えないというのが不便なところで
発行日から1年間有効で最終利用日からではなということ。
仮にチャージした金額を使い切ったとしてもペラペラの紙のカード代の0,5€は寄付ですね。
割引はいらないので目的地までのチケットを現金で販売して欲しいものです。
でも、こんなエピソードがあるからこそ思い出に残るのですが。
可もなく不可もなくだと記憶に留まりませんから。