バンコク・チェンマイ・・・・ときどき渋谷?  

東京ではつまらなくって写真が撮れないのに、タイに行けば何でも撮れる。
なんでだろう?

トゥクトゥクのある風景 〜FUJINAR-E 1:4.5 f-7.5cm〜

2019-04-03 | 引き伸ばし機のレンズ

これでも高校生の頃は学校の科学部のユウレイ部員となって現像引き伸ばしなんかを自主的に使わせてもらっていたもんです。 いまの若い人に引き伸ばし機って言ってもわっかんないだろうなぁ。

まぁなんだよ。プリントをする時には高精度のレンズを用いて35mmのちっこいフィルム原板から4つ切り(うちのガッコでは4つ切りまででした)まで大きく焼き付けるんですが、始めての時はけっこう面白かったですねぇ。今ではプリントする事も無くなって引き伸ばし機のレンズなんて二束三文でジャンク売りされています。
もったいないなぁ。

だもんですから、その、100円レンズをですね、つかえるように改造して持って行ったのでした。このFUJINAR-E 7.5cmなんて人気が無いのかホントに安かったです。

問題は普段使わない75mmって長焦点、ちょっと使いづらいのです。使い慣れている人にはこのくらいの焦点距離でもサクサクとれちゃううんでしょうね。

最近は、バンコクあたりでもトゥクトゥクは観光客しか使わない乗り物、高価格帯の移動手段になりまして、数も少なくなってきたように感じています。
トゥクトゥクも引き伸ばし機ももう過去の遺物になってしまったようです。

それでもまぁ、ぼくら観光客にはありがたい乗り物です。大体被写体としてもこれほど面白い乗り物もないし。多少高くっても乗ってあげて!東京ネズミーランドでは高いお金使うんでしょ。それよりも価値があります。

この渋滞の中を縫うように、ほんとうに東京の原付のようにちょろちょろとヌって走り回ります。しかもちょっとした速度でさ。


何十枚か撮りましたがこの1枚だけ、ホントこの1枚だけ盛大にハレーションが起きていました。しょうがないです。でもまぁこれはこれで。

一応、最短距離、引き伸ばし機のレンズ自体はヘリコイドを有していないので、その辺の改造がポイントになりますが、最短距離で約1.5m。やはり遠いけどまぁこんなもんでしょ。
ミラーレスだけに使うにはモッタイナイのでミラー有り一眼レフに使って見ました。