先日紹介した山口市名田島の干拓地、改めて先端まで行ってみました。
先端の堤防の先には干潟が広がり、水鳥や周防大橋が見えます。
干潟にいたのは絶滅危惧種クロツラヘラサギ~。
この下流にあるきらら浜自然観察公園などにより保護活動も行われている模様~。
遊水池にはカモたち~。
さて、現在地は前回紹介した今昔マップで◆のところ、次に★の場所へ向かいます。
ここは明治時代の干拓地と海との境界、南蛮樋があったところです。
仕切板を動かして海からの潮留と干拓地からの排水を調節していたようです。
航空写真を拡大してみるとこんな感じ~。(干拓地から海方向)
江戸時代の干拓や土木技術を伝える貴重な史跡として国の周防灘干拓遺跡に指定~。
名田島新開作南蛮樋から遊水池と上流を望む~。
花崗岩による樋門の石垣~、花崗岩はこの辺りの山にはいくらでもありそうです。
遊水池と花崗岩いっぱいの火の山連峰~。
上流の水路側から遊水池と南蛮樋(右)~。
広大な名田島の周防灘干拓地~。
4百年前の寛永3年に始まった干拓により県下有数の穀倉地帯となりましたとさ~。
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