付け紐の縫い目や袴の紐、羽織の乳下がり等での折りや縫いで、縫い目の向きを上にするのが女物、下向きにするのが男物です。
これらは袴の紐からきているらしく、刀の抜き差し易い様に縫い目の向きを決めたそうです。
私の先生によると、袴の紐の縫い目がほころびた時に刀が引っかからない様に袴の紐の縫い目の向きを下向きにして、女物はその逆にしたそうです。
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