岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, sewing notes.

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Introducing kimonos and kimono sewing.

和裁、女物袷長着の表の素縫い、背縫い

2009年05月07日 12時15分11秒 | 袷の着物
表の素縫いは内揚げの次に背縫いをします。
 今回もその為に撮影した映像の一部をディスクフォーマットをしてしまい動画を消してしまったので、背縫いのへら付けはしんもす画像を使いました。
 まず背縫いのへらを耳から2分5厘の深さにします。(今回は通しべらですが手折でもOKです)
 待ち針を揚げの縫い、裾から2尺目のへら、裾、裾から1寸上(この間は気持ち上前後身頃をゆるくします)そして裾から5寸上に待ち針をしたら、揚げから上は適当な間隔に待ち針をして背縫いを縫います。
 背縫いが縫い終わりましたら、裾と裾の1寸上に後巾+5厘で後巾のへらして身八っ口のへらまで適当な間隔で後巾のへらをします。
 身八っ口から肩山の8分手前までは自然に広げて、袖付け、袖付けの中間、肩山の8分下の部分の巾を背縫いから計ります。(後で同寸法を胴裏にあたります)
 そして肩山を右にして背縫いの縫込みを手前(上前の後身頃側)に5厘のきせをかけて手前に倒し、広げて平鏝をします。
 最後に背縫いの衿付と裾口の縫込みを表に縫込みがつれないように注意しておさえておきます。
 ところで以前生徒さんに動画の音声について質問されたのですが、動画に声で説明はした事は無く、といって音声については特に編集はしていないので、聞こえる音は映像と一切無関係です。(今回は和裁教室をしながら撮影したので映像とは関係無い会話が入っていますので、気になる方は音声レベル0でご覧下さい)

こちらから背縫いに関する「映像がご覧になれます。
表の素縫い、背縫い1 表の素縫い、背縫い2 

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