岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, sewing notes.

着物や和裁を紹介しています。
Introducing kimonos and kimono sewing.

紐の縫い目

2005年02月13日 22時26分13秒 | 未分類
付け紐の縫い目や袴の紐、羽織の乳下がり等での折りや縫いで、縫い目の向きを上にするのが女物、下向きにするのが男物です。
 これらは袴の紐からきているらしく、刀の抜き差し易い様に縫い目の向きを決めたそうです。
 私の先生によると、袴の紐の縫い目がほころびた時に刀が引っかからない様に袴の紐の縫い目の向きを下向きにして、女物はその逆にしたそうです。

岩佐和裁のホームページです宜しければ見てください。
岩佐和裁のホームページにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。こちらも宜しくお願いします。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへよろしければクリックしてください
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 着物の保管 | トップ | 江戸小紋 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
女は見上げる・・・ (entaku)
2005-03-07 23:37:16
前の記事を見ていたら、「あらっ」と思うことがあったので、コメントを入れてみたいと思いました。

私が教わった紐の縫い目は、「女は、見上げる。男は見下ろす。」と、教えてもらいました。覚え易さか、そういう意味なのか、はっきりわかりませんが、それを聞いた時に、女の私は、内心、ムカッとした事は確かです。



作る立場からは、どっちでもいいような気がするのですが、投稿されたような理由だと言われれば、納得して仕事が出来ます。

返信する
あぁ、納得です。 (真っ黒snoopy)
2009-10-24 01:52:28
最近和裁をやり始めた40代の主婦です。始めて作った着物が娘の四つ身でした。そのとき教えてくださった先生が腰紐の付け方が男の子と女ことは違うと仰っていたので、その時は”決まり事”なのだと深くは考えなかったのですが、この記事を読んで納得しまた。着物って奧が深いですね。
返信する

コメントを投稿

未分類」カテゴリの最新記事