papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~61

2009年12月14日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き~60の続き

9月12日(水)、この日は、朝から旭川に向かった。
お目当ては、日本一の人気を誇る旭山動物園。

車で北海道の内陸を果てしなく走った。
札幌の郊外に出て、街を過ぎてからは無限に広がる大地を走っていた。
北海道以外ではまず見たことが無い景色。

同じ景色が延々と続いて、どこまで続くのか先の見えない一本道を走ってたかと思うと、いつの間にか横の平原が山の風景に変わって、気付けばゆるやかな山を駆け上ってたりした。
北海道の大地は広大です。

旭川の街で少し遅い昼食を食べた。そして、旭山動物園に午後に到着。

旭山動物園では観光客が大勢いた。

何も無い田舎の山裾の動物園に、やや過密状態の人がいて驚きだった。
東京の上野動物園は、上野の町の方が人の密集率が高いので、入場者が多い事はわかるけど、旭山動物園は、全く別の理由で人を集めてるんだなと、一目で理解できた。

そこそこ広い動物園内を、3時間程度かけて駆け足で見て歩いた。

旭山動物園についてはメディアでも多数取り上げられてるので、あえて下手な説明はしないけど、独特の展示方式は見やすくて面白かった。
動物の見え方が、他と違う。

動物園の動物は檻に閉じ込められてる、という負のイメージがあまりしなかったかな。

あと、働いてるスタッフもすっごくフレンドリーだった。
警備員さんまでいろいろと丁寧に対応してくれたし。
従業員が楽しんで仕事をやれている事がすごい。

遠方から見に来て一日園内を見て回ったとしても「また遊びに来よう。」と思わせる動物園だと思います。

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papalionJapanTour2007~後書き~60(札幌2/2days)

2009年10月12日 | キャンプでライブツアー'07・後記

9月11日(火)
今日は、札幌のライブハウスHALL SPIRITUAL LOUNGEライブの二日目。

ライブハウス近くのインターネットカフェでの睡眠後、朝から動いた。
朝10時くらい、昨日と同じ日帰り温泉で汗を流し、お昼には、溜まっていた洗濯物を洗いにコインランドリーへ。

住宅地の中にあったコインランドリー、その隣のローソンで昼飯を購入し、洗濯を待っている間にランチを済ませた。

再び、ライブハウスに戻る。

二日目の札幌ライブは6バンドが出演。
有名なこけしDollとか、対バンもみな個性的で最高!地方のバンドってそれぞれ独特だ、東京とは違う醸造具合がある。

北海道は広い。

二日間とも打ち上げに参加した。
その打ち上げで対バンの人からいろんな話を聞いたけど、面白かった。

みんなの話から、あることがわかった。
北海道は北海道で一つの大きなエリアで、その大きなエリアの集約都市が札幌なんだという事。

東京に地方からいろんなバンドが集まるように、北海道の中心である札幌には北海道の各地からバンドや人が大勢集まってくるのだ。
根室から飛行機で札幌に来てる人もいた。

僕らが北海道に上陸して、函館から札幌に来るだけでも距離があって、圧倒されたけど、
道内の住人からも、北海道の広さを実感出来る逸話を色々聞けました。

北海道からいいバンドが生み出されている理由が多少わかった気がする。
北海道は、規模でいえばひとつの国です。
そんだけ広いんだから、人材もわんさかいるよね。

二日目の打ち上げ後は、昨日と違うラーメン屋で札幌ラーメンを食べた後、昨夜と同じインターネットカフェで一夜を過ごしました。

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papalionJapanTour2007~後書き~59(札幌1/2days)

2009年10月01日 | キャンプでライブツアー'07・後記

9月10日(月)、本日から2日間、札幌のライブハウスHALL SPIRITUAL LOUNGEでライブの予定。

朝起きてから、テントを素早く片付けて、キャンプ場を出発した。
少しぐずつく天気の中、札幌まで先を急いだ。

道中、大きな100円ショップがあって、そこでキャンプ用の小物を買い出し。

午前中に札幌に到着して、まだ入り時間までだいぶあったので、近くの日帰り温泉に行った。
う~ん、どこ行っても温泉は最高!日帰り温泉でもね!

ついでにその日帰り温泉で昼食。

2時過ぎにSPIRITUAL LOUNGEに入った。
メールや電話で話をしていた店長の新保さん、スタッフの皆さんに挨拶。

リハ後、新保さんと少ししゃべったけど、すごくいい人だった。
新保さんは青森のライブハウスシーンとも繋がりのある面白い人で、FLUKEというバンドもやってて、東京でも年何回かライブやってます。

今回のツアーでは九州でも地元で頑張ってるfolk enoughtというバンドに非常にお世話になったし、この後、青森SUBLIMEでもお世話になったし、色々と勉強になりました。

リハ後、本番まで札幌市内を大通り公園を見たりブラブラしながら観光。

少しの間だったけど、見て回りました。
想像してたより大きい街。名古屋くらいはあるんじゃないかと思いました。

ライブは、熱気ムンムン。
初日は、papalion含めて総勢7バンド!!
そう大きくないライブハウスで、立ち替わり入れ替わりのライブで、岡山のペパーランドでのライブを思い出しました。

気が付いたのは、北海道のバンドは、シューゲイザーが多い。
九州は歌物・楽しい感じのバンド、関西は奇妙・面白いバンドが多かったが、北海道は気候が影響してるのか、シリアスな、響く感じの音(ノイズの使い方にしても)が多かったように思います。
2daysの初日終了!!
軽い打ち上げを店内でやった後、古くから営業してるような、やや汚めのラーメン屋で本場の札幌ラーメン食べた後、インターネットカフェで、ゆっくり寝ました。

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papalionJapanTour2007~後書き~58(北海道上陸)

2009年09月26日 | キャンプでライブツアー'07・後記

9月9日(日)、早朝、まだ暗い中、北海道に上陸。

初の、北海道!ウォーーーーー!!
テンション上がる。
車をフェリーから出して朝の函館市街をうろうろした。
コンビニで朝食にサンドイッチを食った後、地図見ながら、とりあえず観光スポットである五稜郭へ。
ここで土方歳三は人生を全うしたんだ~ 等の感慨もあまりなく、意外と狭い五稜郭を観光。特に目新しい感じもなく五稜郭を出た。

明日の札幌ライブに向けて、一路北に車を走らせた。
途中、景勝地の大沼に立ち寄る。
まだ昼前、サンサンと日差しがある中、大沼を散策した。
周りから聞こえてくる言葉は中国語?観光客はほぼ中国・台湾人だった。3人乗り自転車ではしゃいでる人達も、バスから降りてくる人達もすべてそうだった。
北海道の観光ビジネスって東北より頑張ってるんだな~って思った。
気候的には似てる東北では、一切見なかったからね。

さらに北へ走った。途中の道の駅で遅いお昼を食べた後、さらに北上。北海道はでかい。延々続く森と延々続く海岸線がこの日のメインの風景。

洞爺湖・支笏湖と観光したけど素晴らしく湖が澄んでました。
あと、これは!と驚いたのが、風景の違い。
国道を走っていて、本州であれば、ある程度、人の痕跡が色々と見えるんだけど、北海道の国道沿いの原野は、昔も今も全く人が介入した形跡が無いかのように、何もない森の風景の連続だった。本州とは明らかに違う風景だった。
植生も青森以上にシンプルだし。
本州だと高速を走っていても、田んぼが見えたり小さい集落が見えたりするんだけど、北海道ではそれが全く無い。北海道は違う国と理解すべきだと思った。

で、そうこう北海道の原野を走って、支笏湖周辺で一泊するためのキャンプ場を探した。

探したけど、良い条件の宿泊用のキャンプ場が無かったので、札幌付近まで時間ぎりぎりまで車を走らせ探した。
千歳市に入って、泉沢・自然の森キャンプ場という団地の中の森のキャンプ場を見つけた。
もう日暮れも近かったし札幌にも近いので、ここにしようという事になり、一夜の宿場を決めた。

キャンプ場の管理人さんに挨拶した後、ミズキは晩飯の買い出しに、僕はテント設営にと、分業してる最中、近くでデイキャンプを貼ってた2家族がテントを片づけて、帰って行った。えっ!キャンプで宿泊は僕らだけなん??

他に誰もいないキャンプ場。寒々と夜空を見上げ、丼ものの夕食を作って食べた。
洗い物を済ませた後、近くのスーパー銭湯まで車で行き、一風呂浴びた。
お風呂はどこで入っても最高。

既に真っ暗になった北海道の森のキャンプ場に戻った。
さすがに9月の北海道、少々寒気がする中、他に誰もいなくなったキャンプ場のテントで一夜を過ごした。

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papalionJapanTour2007~後書き~57(青森市街)

2009年09月18日 | キャンプでライブツアー'07・後記

9月8日(土)、青森市街に着いたころは既に、日が落ちていた。

まだ函館への出港までは時間があったので、青森港近くのアスパムというピラミッド型の観光物産館へ行った。
ん~ 時間が遅かったせいか特にお店もやってなく、見るものも特になかった。残念。
さてと、ここで晩飯食う予定だったけどどうする?
と、青森市街へ足を伸ばした。

駅前を一通り散策して、ニコニコ通りという名の怪しい商店街を発見したり一通り見て回った。
で、晩飯。港町なので海鮮系がうまいかなと、駅前の商店街にあった古くからやってるらしき和食屋で落ち着く。
天丼を食べて、旨かった。唸るほどではなかったけどさすがは港町!素材が違います。

その後、北海道へ旅立つべく青森港へ。

行ってみると、海が荒れてるらしく、函館行きのフェリーの出発が遅くなるとの事。
時間を持てあまして、車で青森市街のBOOK OFFへ。
退屈しのぎ用の時代物小説を購入し、青森港へ戻った。
大した暇つぶしにもならず、青森港でも結構な時間を潰した後、時計は12時を回り、長~い乗船作業を経て、ようやくフェリーは出発した。
船に乗るのなんて何年ぶりだろう!!ちょっと思い出せないくらいはるか前か。
修学旅行気分で、狭くはない船の中を色々散策しました。

そうそう、当時はまだ就航してまもない青森~函館の連絡高速船「ナッチャン」が僕らの乗った船の隣に雄姿を見せてました。現在は、原油高騰の煽りを受けて運航していないそう…
現役当時の貴重な姿を見みれたのは幸運でした。
時代の流れは厳しいよ、ホント。

二等船室の雑魚部屋の一角を占領し、船内を一通り廻った後、翌朝の北海道入りまで仮眠した。

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