papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~24

2008年09月30日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き23~の続き

8月2日(木)、朝起きて、曇り空、台風の迫った雰囲気を、微妙にそわそわさせる空気に感じさせる中、川原で朝食を食べた。

台風が近く、川原のキャンプ場も川の水が増水するとの事で、そうそうにテントを片付け、仁淀川のキャンプ場を出発した。

いっきに海まで出たところで風がひどくなってきた。横浪半島近くの海水浴場で一息ついていると、携帯にメールが入ってきた「台風が強くなってきたので帰って来い、台風をなめるなよ!」との地元で台風の猛威を長年経験している親からの忠告メール。これは異常事態なのかなと思いながらしかも、目の前に打ち寄せる波の波動のすさまじさにも自然の驚異を感じた。

その後、予定した国民宿舎「土佐」に行ったが、台風の影響で露天風呂はその日は閉鎖してたので諦めて、横浪スカイラインを走って須崎に向かった。

須崎に着いて、須崎の市街で名物の鍋焼きラーメンを食べた。初めて食べたんだけど、思った以上に特徴が無く、まあ満足といった感じ。鍋焼きラーメンが美味しいといわれる店に行けば良かったんだけど、お手軽な大規模モール内の店で済ましたことが良くなかったのかのかなと思う。
ラーメン食後、竹虎に行ったのだが、雨が強くなってきたので、高知の実家に帰ることにした。
帰り道、雨がすさまじく降り注ぐようになり、横殴りに雨が車体を叩きつけてきた。一瞬視界がゼロになることもしばしば。実家にたどり着き、ひと安心。

8月3日(金)、前日の深夜には台風も峠を過ぎていて、午後からは晴れ間が見えた。高知で遊んでいられるのも、その日を含めて2日間。昼過ぎ、歩いて高知市街に遊びに出た。
高知の中心街である帯屋町ではシュラグヴェルク社製のスリットドラムを路上で叩いている人を見かけた。
現在のpapalionで使っている竹のパーカッション楽器は、スリットドラムを参考に作った楽器なので、興味深く見させてもらった。少し話をしてみたらスリットドラムを叩かしてくれるとの事。で叩いたら、音色も綺麗だしリバーブ感もまるくて気持ちいい!素敵な楽器だった。そうそう、その後福島の獏原人村でのライブで、久しぶりに出会ったRabi*Rabiがメインのパーカッションとしてこのスリットドラムを使ってた。

その後、帯屋町ぶらぶらして、ひろめ市場という屋台みたいな店がいっぱい並ぶ飲食スペースに寄り道。
ひろめ市場は飲食店や惣菜店、魚屋、お土産物産店がいくつもあり、自分でお酒やら食べ物を注文して持ってきて、中のイートインスペースで飲むというスタイルのまさに市場の飲み屋?
いや、飲み屋が市場だったら最高だろう!といったコンセプトの場所だ。
まだ5時前だというのに、やたら話し声のうるさい酔っ払いもちらほら。高知の人は毎日、一日中飲んでるののではないか?と疑いたくなるような光景がこの場に広がっていた。
ほどほどにひろめ市場で楽しんだ後、帰ることに。

帰る途中、夜のライトアップされてている高知城が目立っていたので寄った。高知城は高知市の中心地にあり、昔からよく来た。高校がすぐ隣にあったこともあって、色々とよく利用した。今回、ツアーで日本各地のお城に立ち寄ったけど、自分の中では高知城がそのお城の見ごたえの基準になっている。
>>続く

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目的地はもうすぐだ!

2008年09月28日 | papalionいろいろ


「水鳥が奔る」のイメージ動画を作ってみた。YouTubeに上げたので見てね。
http://jp.youtube.com/watch?v=OCBu7VAdp8A

子供の頃に住んでいた家の近くには、白鳥の飛来地があって、
冬になると、たくさんの白鳥が越冬しに来る。
夜、寝てると、屋根の上を白鳥の群れが飛んでて、
たくさんの鳴き声が聞こえるんだよね。
もうかなり低い位置を飛んでいるもんだから、おどろくほど大きな声でさ。
「目的地が見えたぞ。もうすぐだ!がんばれ!」と言っているように思えたもんだ。

写真は先日の休日にライブの反省会もかねてサイクリングに行ったときのもの。
途中のお寺に馬がいて、ケイジがどうしても引いてみたいと、、、。
実際、引かせてもらったのはポニーだったけどね(無料)。本人はご満悦でした。


papalionJapanTour2007~後書き~23

2008年09月26日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き22~の続き

7月30日(月)、高知でのライブ翌日。暇を持て余し、昼過ぎから、弟含め3人で海へ出かけた。高知は海まで最短30分で行けるからいい。宇佐で磯遊びした。

7月31日(火)、一日家でゴロゴロ。何にもしなかったようなしたような、写真が残ってないので全く憶えてない。

8月1日(水)、家にずっといても退屈なので、ちょっと遠出してキャンプする事にした。仁淀川沿いの河原のキャンプ場。
ゆるゆると出発し、途中で晩飯用食材をスーパーで買ったりして3時過ぎにはキャンプ場に到着。そのキャンプ場の入口が狭くて、車を電柱に擦ってしまった・・・。我らのツアー車が!!とショックを受けて二人とも凍りついたまま、キャンプ場に到着。キャンプ場は明かりも少ない、ただの川原といってもいいくらいの場所だった。屋根の無い水場とトイレがある程度だった。

ツアー車の擦り傷事件を引きずりながら、仁淀川河原のキャンプ場に車を停めた。夕暮れ間近、しょうがないよと気を落ち着けて、川で遊んだ。遊んでる内に2~3組のキャンパーが登場し、せっせとキャンプ準備をしていた。僕らもそろそろテントでも張るかと、岸に上がった頃、キャンプ場の管理人さんが突然現れた。
「台風が近づいているから川の増水に気をつけて」と管理人さん。話をしてて、まあ今日は大丈夫だろうと言う内容だったが、「台風で増水」という言葉に多少びびった。車に戻って、痛んだ車を少し内陸に移動した。

夕暮れ前、テントを張って晩飯の準備。本日は今回のツアー初めてのカレー。
既にその食材はで購入済みなので、次々と準備をした。隣のキャンピングカーでは子供づれの家族が車の中でワイワイやっていた。
食材を鍋に次々注ぎ込んでカレーを煮込んでいる間、漂うカレー臭が食欲を増進させた。
鍋からは怪しい泡が沸きあがってきて、まるで魔女のスープを作っているかのような暗闇の調理場。
風は生温かく強く、台風のかもし出す雰囲気は一味恐怖感を加えた。この河原に他のキャンパーがいなかったら、既に逃げているかもしれないような状況だった。

出来上がったキャンプカレーは大量だったが、闇空に吸い込まれるように食欲は減らず、すべて完食。その日は、寝る前まで満腹感を維持したままで、強い風のぶつかるテントで床についた。
>>続く

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papalion ニューアイテム

2008年09月25日 | papalionいろいろ
昨日言い足りない事があったので追記。

今回のライブで発売した5曲入りの音源(既に数限りなく聞いてきたので、またいじりたいという気持ちも多少あるけど・・)は相当自信あり。
録音時間は前回のツアー前に作った物と比べると、その3倍の時間を掛けたし、ミックス(音バランス調整)もその3倍以上掛けてるし。しかも、いったんミックスしてから最終段階にいたるまでは、さらにその倍の時間を掛けてるかな!
だからって、いいものが出来上がっているとは言い切れないけど、そんな労力と情熱を掛けて出来た作品だ!、という事は言えます。是非とも聴いてみてください。
たぶん、悪くはない、と今聴いても思います。
時間を掛けた甲斐があったのか、今まで踏ん張りきれなかった所をやっとの事でこの状況で出せたという達成感もあります。

前回のCD、今までのCD、ライブも含めて全てpapalionの作品。その作品群の中で、今回の音源は特にお気に入りです!
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5曲入りのCDと携帯ストラップ

2008年09月23日 | papalionいろいろ
昨日、久しぶりのライブでした。
来て下さった皆さん、ひどい雨の中ありがとうございました。存分に楽しめたでしょうか!?
今後も よろしくお願いします!

久しぶりのライブで、随分と懐かしい曲もやって、ライブは楽しいなーという思いに浸れました。夏の間取り組んできたレコーディングの成果を携帯ストラップ付5曲入りのCD(※HPで2曲公開。個人的にはかなりの自信作)としてちゃっかり売り出したし、気分的には満足のライブでした。

ライブとは関係ないけど、最近相撲界が大荒れです。大麻問題に端を発し、手つき正常化問題や朝青龍が連敗し引退説まで噴出してます。朝青龍は勝っても負けても華のある名悪役横綱なので、今後も土俵を沸かして欲しい。でも気力が萎えてしまってはどうしようもない。せめて引退は思い留まって今場所休場程度で済ませて欲しいです。
大麻問題は、個人的に若ノ鵬には期待していたのでショックです。せめて1年間の出場停止に留めて欲しかった。
一連の相撲協会やメディアの対応を見ていると、どうも現役力士(特に外国人力士)に対して厳しいような感じを受けます。
メディアでやく氏や大相撲会友さん達がしきりに日本文化・伝統がああだこうだと言っていますが、文化伝統の前に、多くの若者を抱えるスポーツ団体として人間個人の尊厳を重視した判断を取らないと、団体自体の信用が薄れると思うんだけど、どうでしょうか?
若ノ鵬を相撲界入りした当時から良く知る人物としてコメントした人は、田代まさしの出所会見に乱入するような胡散臭い人物でした。情報番組で解説する人間のほぼ全てがロシアの大麻疑惑3力士を解雇当然と言う中、舞の海さんは、「親にやさしくて子供に厳しい処分」とコメントしていました。
今回の相撲協会の対応は、日本社会の現状を見せられているようで、切ない気持ちにさせられました。
それと、相撲協会自体の不思議な体制(親方株の売買や武蔵丸親方の今後、その他たくさん)には、すごく違和感を感じます。この団体に対して日本の伝統や格式を背負わす事自体どうかと思います。

とはいえ、相撲はこれからも見ていきます。今場所は、東の安馬、西の豊ノ島と土俵をかき回す関脇陣が注目で、今後一番一番何をやってくれるか楽しみです。

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