セッちゃんの娘婿のお父様は今年85歳!
昨日はそのお父様を訪ねて、神奈川県に住む、22歳の若者が、はるばるやってきた。
13歳で志願、14歳で函館湾でゴマのように空を覆った、敵機に撃沈された、橘、、と言う船に乗っていたお父様
腿に貫通した傷跡がある。船が横倒しになり海に飛び込み、その時に近くにいたこの若者のおじい様が”函館湾まで泳ぐぞ”と
言われたが怪我のため泳げなかった。奇跡的に現地の人に助けられ、、、
280人の乗組員のうち半分の140人が亡くなったそうだ!幼いお父様のような少年兵もたくさん亡くなったそうです。
毎年慰霊祭に函館まで行くお父様!
彼はおじい様の事をもっと知りたいと一昨年の慰霊祭に来て、お父さまと知り合った。今大学3年生!当時の戦況
や、人々の人柄や、一人一人の立場や、仕事ぶりなど自分でも調べ、お父さまにも詳しく聞いていた。
その函館まで泳ぐぞと言った兵隊さんのお孫さんでした。
お父様に出会い感動しいろいろお話を聞いたり調べたりしている内に怖かっただけのおじい様が今は家族の中で一番好きだと思う。
と言っていました。(数年前に亡くなった)
お父様は瀬戸内海から、函館までの航路の中でもいかだに乗った兵隊(撃沈された船の生存者)を助けようとしたら、皆気が狂うように海に
飛び込んでしまった、あとの生き残り、、その人も精神がやられていた、、など、、想像を絶する戦況が想像できる。
セッちゃんの父はインド洋でやはり撃沈し帰ってきた。一度だけ話してくれた、、、頭が飛ぶと、、自分の頭を探しながら死んでいった、、とか、
内臓が飛び出るとしまいながら死んでいったとか、、、
22歳の若者がわざわざ85歳のお父様の壮絶な体験を聞きに来てくれた、、、二度と悲しい苦しい、狂った戦争の時を繰り返さないために、、
こんな若者がいることは、希望の光だと思う!
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