いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

令和の衝撃②~味わい深いつじどう会の歌③~

2019-06-12 19:54:09 | 短歌


平成・令和のの御代にまたがる十連休 みどりの日なり 突然雹雨

……

令和の世になった。
はじめから、衝撃的な事件があった。
高齢者の起こした交通大事故。
凶悪な殺人事件。
そして、突然雹雨が降り、畑が穴だらけになってしまった。

こういう事件が、令和を象徴するものなのかもしれない。
厳しい時代である。
高齢者が増え、それを支える若い人も苦しい日々を送らねばならない。
この新しい世を迎えるにあたり、
わたしたちは、強い志をもって生きていきたい。









令和の衝撃①ティアラ~味わい深いつじどう会の歌②~

2019-06-12 19:43:54 | 短歌


令和になって、世の中のことどもも
どんどん変化していく。
雅子様は皇后になられ……

……

雅子様頭上に輝く「皇后の第1ティアラ」令和の初日

(解釈)
令和の世になった。
天皇陛下も即位され、雅子様も皇后さまである。
頭上には、ティアラがある。
ティアラとは、明治時代以来、皇后しかかぶらない帽子である。
明治、大正、昭和、平成、令和、と5代めを迎える。
ティアラには、世界第3位という大きなダイヤモンドがつけられている。
やっと、雅子様は病から解放されるように思われる。
愛子様は、出生直後から、極めて優れた資質をあらわしておられる。
女性天皇、というものがあってもおかしくないのではないか……。





















味わい深いつじどう会の歌①

2019-06-12 18:39:17 | 短歌


藤沢市辻堂で開かれれるつじどう会の短歌。
5人の同人が、自作を発表、合評する。
それぞれに、人生の明暗を過ごし、ここに集まるわけである。

①なりわいに何をし選ぶ二十五歳の君は 心の病を十余年過ごして

(解釈)
友人の息子が、十歳の時から不登校になり、心の病をかかえたまま、二十五歳になってしまった。
何もしてやれないし、先はかなり厳しい。せめて、心を寄せて、見守ろうと思うのである。

②赦したし 障がいゆえの物言いに 応えかえして錐でもまるる

(解釈)
障がいのある友人と優しく交わりたい。コンプレックスを感じさせないよう、つつましく付き合うことを心掛けている。ところが、突然不条理なことばを浴びせられ、心が驚く。赦したいのはやまやまだが、どうしても心がついてゆけない。悲哀を感じつつ、今日も生きていかねばならない。

③なべてみてやさしきひとのよにありてなぜにあらそうなぜにあらがう

(解釈)
人は優しいものだ、心底から信じ、交わりを結べば理解しあえる……などと考えるのは甘いことくらい、わかっている。しかし、現実は現在進行形で進んでいく。もし、神ならせば、上記のような言葉を世に告げるのだが……。