先日、ヒンディー語の授業での出来事です。
皆さんは謝る時、何といいますか?
「ゴメンナサイ」「許して下さい」「申し訳ありません」
「I'm sorry.」「I apologize for the trouble.」「Excuse me.」
謝罪の言葉は色々あります。
ヒンディー語だと
A。
माफ कीजिए । (マーフ・キージエ)
または
B.
माफ कीजिएगा । (マーフ・キージエガー)
というそうです。
(
インド人も謝るのです
)
どちらも日本語訳にすると「ゴメンナサイ」ですが、細かく見ると
A.は、許しをして下さい
B.は、許しをして頂けませんか?
A.は命令文。
B.は依頼文。
A.は旅行本によく登場する文章です。目上の人に対しての丁寧な言い方ですが、
実は文法上は命令文なので、
お願いです、許して下さい!とYesを要求する思いが入っています。
B.は依頼文なので、許すか許さないかは相手にお任せしています。
自分が間違っていました。と頭を下げる。答えはYesでもNoでも構わない、そんな姿勢が含まれるそうです。
授業中、考えました。
私は日本語で「ゴメンナサイ」「申し訳ありませんでした」と謝る時、
謙虚な気持ちで頭を下げていただろうか。
どこかで許しを要求していなかっただろうか。
いいよ、許すよ、という相手の返事を期待していたのではないか。
いや、悪いのは私の方です、と相手の謝罪すらも期待していたかも・・・・と。
必死になって謝っている私のインナーチャイルド。
許してほしくて、愛してほしくて必死に謝っている私のインナーチャイルド。
そんな姿を垣間見ました。
私の「ゴメンナサイ」は
顕在意識では依頼しているつもりでも
深層心理で
許しなさい、という命令してしまったかもしれません。
許しを乞うのではなく
許しを請うていた。
異国の言葉を学びながら、自分の価値観に気が付く。自分の当たり前に気付く。インチャの気付きになる。
どんな修業でも修行となるんだなぁ。そんな風に思った出来事でした。
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