ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

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腹六分目医者知らず

2018-02-09 | ヴァージカラーナ
寒さ厳しい日が続いています。
インフルエンザや風邪が流行しているようですので、皆さんもお気を付けくださいね。

未消化物があると免疫力が下がる。免疫力が下がると病気が入り込みやすくなる。
とインド医学・アーユルヴェーダでは定義しています。

冬は海の幸やお酒が美味しいので、ついつい食べすぎ飲み過ぎになりがちですが
アーユルヴェーダでは風邪予防のためにも、腹八分目(実は腹六分目を!)勧めてます

それと同時に
怒り・恐れ・悲しみなど心の乱れをそのままにしていると、未消化物が溜まって免疫力が下がるよ!
ともいいます

実は同じような考え方が日本の「いただきます」の中にもあるんですよ。

禅宗で食事の前に唱えられる韻文、「五観の偈(ごかんのげ)」。
道元の著作『赴粥飯法』で引用されてから多く知られるようになりました。

その中の一文に、以下のようなものがあります。
防心離過貪等為宗
(心を防ぎ過貪等(とがとんとう)を離るるを宗(しゅう)とす/心を防ぎ過を離るることは貪等を宗とす)

「貪等」とは煩悩である「貪・瞋・癡」の「三毒」を指しています。

食欲は自然欲求です。だから食事は私達が生きる上で欠かす事ができません。
それと同時に、食事は、私達のインナーチャイルド(煩悩)が顕在するチャンスタイムでもあります。
自然欲求の仮面を被ったインチャが、ワンサワンサと顕在する(ダルシャン)するのが食事です。

美味しいものが食べた~い!
不味い物は食べたくないっ!
お腹いっぱい食べたい!
もうないの?もっと食わせろ!
身体に良いものしか食べたくない!

赤ちゃんは自然欲求が満たされず泣く。大人はインチャが満たされず文句をいう。
だから食事を頂く前に「自分が絶対に正しいって思ってないかい?」「自分と意見が合わない相手に対して怒りや憎しみを持ってないかい_?」「分かったふりや知ったかぶりをしていないかい?」と日常を振り返ってみましょう!
それが上記の一文です。

風邪予防のためにも、食べすぎ・飲み過ぎ・インチャ過ぎに気をつけたいものです。

とは言いますが、私も過貪等(とがとんとう)を離れるまでには、まだまだ修行が足りません





だって、美味しそうなんだもの~~~~こんな所でも相手のせいにしちゃうんですよね





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ぱどまの会ヨーガ教室
まずはヨーガからはじめよう


《3月クラス》
3月11日(日) 14:00~16:00
会場:小金井市立貫井北センター・学習室AB
定員:8名
 

《4月クラス》
4月1日(日) 14:00~16:00
会場::小金井市立貫井北センター・北町ホール
定員:8名


参加費:¥2500
3、4月はヨーガマットをご用意ください(お持ちでない方はこちらでご用意します)

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