めざめていても夢はみる

ぼくはいつまでもさまよいつづける、
夜が明けても醒めない夢のなかを…

私が涙に語ること

2014-06-04 23:50:09 | ペン
見知らぬ街をさまよううちに陽が暮れかかる。 なにをしても、なにを見ても、昔の記憶に結びつき、思い起こさせられるときがある。 子ども時代の自分… 夜中にぜんそくの発作に苦しみ… 友だちもつくれず独りぼっちで絵を描いて… 大人になって… 帰る場所もなくなり… 親もなくし… そして… 人とうまく付き合えなくて、やることなすことうまくいかず、どうしていいかわからなくて、毎晩のように涙が止ま . . . 本文を読む
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たぶん つまらないのがわるい

2014-06-04 01:09:23 | ペン
いやなことを忘れたくて、酒を呑む。呑みつづける。 身体はふらふら力は抜けて、気持ちは悪く吐き気さえもよおして……なのに、頭はますます冴えてゆく。 外に出てみると、風もなく、あたりは静まり返り、ぼくの心ばかりうるさくざわめく。 すれ違う人、その眼、どこか光のあるその眼……可哀想にと云いつつ、ぼくを嘲り笑っている。そしてぼくを、ぼくの . . . 本文を読む
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