マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

マンマミーアはよかった。

2010年02月17日 08時34分09秒 | ひとりごと
昨晩はWOWOWでミュージカル映画「マンマミーヤ」を堪能した。日本語版の吹き替えだからいやだなとは思ったけど、音楽自体は原音だからまあ、仕方がない。最近の若者は字幕を嫌うそうで、例のアバターでも3Dの字幕版はあまりやってなかったみたい。昔から外国映画と言えば字幕が当たり前なんだけどな・・・・。聞くところによると、今の若者は字が読めないといううわさだが、まさかね・・・本当かしら?

まあ、そんなことはいい。マンマミーアは全編アバのヒット曲で構成されていて、ストーリーなんぞどっちでもいい、歌がすばらしいのだ。久しぶりにいい音楽が聞けて満足だった。

さて、なぜ我が家が大型テレビを買うことになったかというと、パリが私に無断でWOOWOOWの受信契約をしたからで、「おい、パリ。一ヶ月いくらかかると思ってるんだ。シバちゃんの食費だけでも大変なのに・・・。」
「いいじゃん、そのぐらい・・・。あのね、愛知県厚生年金会館が閉鎖になって、いろんな劇団や芝居が名古屋飛ばしになってきたの。それがね、WOOWOOWでやってるのよ。わざわざ東京まで見に行くと思えばやすいものじゃん。」
「冗談じゃない、東京へ劇を見に行く?離婚じゃ、離婚じゃ・・・。」
「なにいってんの、だからWOOWOOWなんて知れたものよ。でもさー、3月にジェームスボンドシリーズを一挙放映するのよ。すごいじゃん。」
「なに?一挙放映?そりゃあ、すごい。どうせならエコポイントもつくことだし、この際、大型にするか?」
なんてことで大型テレビを買い、さらにデジタルAVアンプとサブウハーまで買うことになってしまったのである。
よくよく考えてみると、これはすべて愛知厚生年金会館の閉鎖が原因ではないか。地下鉄池下駅と言う恵まれた場所にあり、採算も決して悪くなかったのに、今は取り壊され、積水ハウスのマンションを作っている。市民にとってはなんのメリットもないじゃん。
多くの人が利用し、少なからず役に立っていたのに、大企業の利益の犠牲になってしまった。これもあの今はなき?小泉の構造改悪の成果である。
昨日は鶴舞の愛知県勤労会館が取り壊されると言う話もでていた。官から民へというけれど、民でできないことは官がやるんだろう?壊すなよ・・・。
産業貿易会館も閉鎖になるし、愛知県の神田さんよ、一体なにしてるんだ。
河村さんのふんどしかつぎでもしろよ。
・・・・・まあ、そんなわけでWOOWOOWと契約してはじめて元が取れた気分だ。やはりコマーシャルなしというのは気分がいいぞ。このような業態が独自のニュース番組を作るといいんだけどな・・・、やはり無理だろうな。

名古屋弁はなぜこれほど美しいのか

2010年02月16日 08時49分59秒 | 古代史
こちらのブログにも加治木さんでは申し訳ないけど、興味深い記事があったのでちょっとだけ報告しておきます。飛鳥といえば奈良の飛鳥を思い出しますが、そうではなく現在の羽曳野市を中心とした飛鳥地区が本来のものだったという。
倭名類淨聚鈔によれば「賀美、尾張、資母」の三つの村で出来ていたという。
賀美は「上」で上流階級、資母は「下」で下流、で、尾張は「村のはずれ」という意味ではなく、「ウワイ」つまり「倭」のことだという。つまり、尾張が倭国の女王がいたところだというではないか。(「謎の天孫降臨と大和朝廷の秘密」p104)

さらに、天智天皇が大阪へ攻め込んだとき、倭国の支配層は全国へ逃亡し、再起を図ったのである。つまり、名古屋が尾張の中心という事は、名古屋の熱田神宮に倭国の女王様がおいであそばしたのである。つまり、その女王様が名古屋へ来たときにしゃべった言葉は名古屋弁だった?「あれー、どえりゃあいいとこだでいかんわ。ここにすむことにしよみゃあ。」といったかどうかは知らないが、とにかく女王さまが名古屋弁を倭国語として認定したのである。(まさかとは思うが・・・)

そして天武が壬申の乱で天智朝をひっくり返す時、尾張名古屋はどえりゃあ活躍したのである。
もっともその天武朝も皇后だった持統天皇にひっくり返され、再び元の倭国に戻ることになるが・・・・。この持統天皇から平城京までの歴史があまりはっきりしない。加治木氏もまだ解明していないようである。
やはり、持統天皇の時代、天武朝をひっくり返した原動力が藤原氏であろう。つまり、不比等が最大のポイントになる。これを解明しないことには日本の支配構造は明らかにならないであろう。このとき暗躍したのが行基や役の小角であり、その役割は定かでないが、分析する価値は大いにある。
行基は百済色が強く、どちらかといえば倭国側で、そして役行者は道教っぽいから、もうひとつ昔の八尾族になるのかな?うーん、なんとも言えないな。

それにしても名古屋弁がどうしてこんなに華麗で美しいのか、その秘密がようやく明らかになった気がする。河村さん、たのむでよー。

檻のなかで

2010年02月15日 05時57分06秒 | ひとりごと
リュージュの予選で死亡事故があった。危険と隣り合わせのスポーツだから当然避けることはできないことで、他にも見ていられないほど怖い競技はたくさんある。いくら名誉や金が目的でも私はそんな競技は中止すべきだと思う。生身の人間が150kmのスピードで飛んでいけば無事であるほうが不思議なのである。

以前、藤原さんの著書を読んだ時、オリンピックの本当の姿は世界の貴族の社交場であり、理事や役員の晩餐会がメインの行事であると知った。つまり、こういう言い方はまったく失礼だが、ラスベガスのショーと一緒で、檻の中で美女対野獣を争わせ、貴族達がその死に物狂いの戦いをシャンペーンを飲みながら笑っているのである。「おい、見ろよ、金のためならそこまでやるかな・・・?」
なんていいながら、特にがんばった選手のほんの一握りを表彰し、自分達の宴会の末席に据えてやるのである。
寂しい話だが、実際にそのような貴族達の宴会の余興に命まで捧げるなんてまったく情けないことではないか。
未だに石原都知事はオリンピックをあきらめきれないようだが、よほどその貴族の一員に加わりたいのだろう。日本人として恥ずかしいな。
人生のすべてをスポーツに賭け、勝利した時の喜びは讃えても讃えきれないものがある、そんな成功者は世界でほんの一握りなのである。人間の命はとても大事なものである。スポーツとはいえ、ひとつ間違えば人命に関わるような競技はやってはいけない。そのような意見は少数派だろうけど、私は金のために檻の中に入って野獣と戦う気はない。

日本の宗主国は?

2010年02月14日 06時19分02秒 | ひとりごと
始まりましたね、僕の嫌いなオリンピックが・・・。もちろん私はスポーツ嫌いじゃないし、いくつかの競技で注目するものはある。日ごろ日本の事をぼろくそ言いながらも、やはりこの時だけは日本人になりきるのである。あー、いやだな、まるで右翼だ。日の丸を見て涙を流すなんて・・・。

ところで我が家では皆さんとちょっと違ったしきたりがある。それは「メダルを取れそうな試合は生で見ない。」ということです。これがいわゆる一種の言霊かな?
いつも女房と言い合いになる、「お前が見てるから日本が負けたんじゃないか。」、「なにいってんのよ、あなたこそ私だけだったら負けなかったわよ。」
というような言い合いをしてしまう。結果、試合の結果をニュースで確認し、勝った試合だけを録画で見るのである。これはいい、負ける事はない。
例のWBCなどはこの原則を破ったおかげで心臓に悪かった。早い話、気が弱いんだな・・・。
それはいいけど、一日中どのチャンネルにしても熱狂した中継ばかり、落ち着いて本が読めやしない。もっと静かに生きて行きたいものだ。
で、昨日違う人から同じ質問を受けた。「ねえ、カナダって英国女王の国なの?」ってね。「もちろん、オーストラリアだってそうだよ。アメリカも同じだけど、表に出ないだけさ。」と答えた。いわゆる宗主国を持たない国というのは世界でもいくつもないのである。日本?ないよ。

三点セットの怪?

2010年02月11日 20時20分45秒 | ひとりごと
朝青龍も亀田君もそれほど好きではないからどっちでもいいのだけど、産経が「非常識な功労金、元朝青龍関 捜査継続中、調査せず 大相撲」とし、一億二千万の決定に対し文句を言っている。他のブログでも「小沢、朝青龍、トヨタ」を違和感三点セットとして論議が盛んである。
ひとつだけ確認したい、相撲協会は朝青龍が一人で横綱を張っていた時に、先日のような不祥事が発覚したとしても今回と同じ決定が出来たといえるのかである。
絶対にもみ消したに違いないのだ。そこに腹が立つのだ。

私はプロスポーツの選手、それがいかなる種類であろうとも、ファンに対し出来る事は自分の仕事で答えを出す事だと考えている。スポーツ選手に我々と同じ道徳心とか倫理観とか、庶民のようなつつましい生活を望む必要はない。あくまでプライベートのことは関係ないではないか。

落合監督は新聞記者に非常に評判が悪く、中日新聞も困っているそうだ。しかし、落合監督は、「勝てばいいんでしょ?」であり、現実に勝っているので文句はいえない。新聞記者に良い顔をするのが仕事であれば、それが出来る他の監督を頼む事である。
スノボーの選手(国母選手)でだらしない服装に非難が殺到しているみたいだが、だったら服装をチェックしてから選手を選べよ。もっとも、あの国母選手の服装は悲惨だったな・・・・見てるこっちが恥ずかしい。(まあ、年代によって評価は変わるだろうけど・・・)

朝青龍の日常の行動、言動、それは私には関係がないことで、ただ横綱として「憎たらしいほど強い」のであれば十分である。実に憎たらしく、あれぞ横綱だったと私は思う。
彼は八百長をやっていたという。私はやっていたと思う、それはしかたがないことだ、年間6場所もあり、その合間には地方巡業がある。ケガをしたら自己責任ではないか。誰が真剣にやるものか。無理なのである。だから協会も商売としてケガはして欲しくない。つまり、本当に真剣勝負をしていたら相撲産業は成り立たないのである。
プロレスリングは筋書きのあるスポーツといわれている。それでもお客は喜んでいるではないか。相撲という興行を国民みんなが楽しめばいいことで、一般社会ではなんともならないような腕白者を集めてやっているヤクザな稼業である。
散々利用して何百億も稼がせておいて一億二千万だって、けちな協会だ。

それにしてもさっきの三点セット、産経の記事は特にひどいけど、やはり偶然じゃなく、関連があるね。あっち側とこっち側?あっちってなんなの?