子育て支援センターひろば「ぱんじーるーむ」

子育て応援します! 
喫茶室、授乳スペース、ベビーベッド完備。
場所は、五戸町倉石保育園内です。

たたかない、どならない子育て

2012年11月12日 08時22分05秒 | 子育て
たたかない、どならない子育てについて。

今月が児童虐待防止の月間となっているのに合わせて、たたいたりどなったりしない子育てを学ぶ講座が東京・江東区で開かれました。

講座には母親を中心におよそ70人が参加し、はじめに育児支援団体の調査で、「しつけならたたくことが必要」、「かっとなって思わずたたいたことがある」という親が、いずれもおよそ6割に上ったと紹介されました。そして、「スウェーデンでは体罰や精神的に傷つけることを禁止する法律ができ、虐待やいじめが減っていった」と、海外の事例について説明がありました。
このあと、子どもが言うことを聞かないときの対応について意見を交わし、「イライラする」、「かっとなる」と言った声があがりました。これに対し講師は、「イライラしたら、子どもがどんな大人に成長してほしいか考えてほしい。たたくなど不満をぶつける行動は、子どもを優しさや自分に自信のある大人に導かない」と話しました。そして、「悪いことをしたときは、なぜよくないのか話し合うこと」、「イライラしないために心の余裕をつくること」が大切と訴えました。
参加した母親は「長期的な子育ての目標と実際の言動がかみあっていないことが分かりました」と話していました。
主催した「ママリングス」の落合香代子代表は「会社で叩くような指導は許されないのに、子どもを叩くことがしつけだと許容されるのはおかしい。子ども個人を尊重する大切さを伝えていきたい」と話していました。