コタキナバルから山脈を上り下りしてタンブ-ナンに至るル-トの記述は既に済んでいる。舗装はされているし、交通量も少ないし、舗装は荒れているが、危険でもない。相当高いところを走っているのは、時折雲が下の方に見えることでも明らかだ。
で、タンブ-ナンのロ-タリ-を右折すると、山脈から下りてきたのに、依然として平地を走っているわけではない事に、直ぐ気が付く。基本的にはボルネオ北部の背骨にあたる山岳地帯を走っているわけで、Keningau方面に進んでいるときに、左側に別の低い山脈が迫っている。
つまり、二つの山脈の間の低地を南の方向に進んでいる訳で、いわば細長い盆地なので、気温は強烈だ。1月のこの時点で最低でも35度はあったと思う。約、50km先のKeningauまで、人家はないし、牛もいないし、ガソリンスタンドなど1か所しかなかった。
ちなみに、Keningauは、本当に小さな町なのに、GSは中心部に3か所もあった。ボルネオは本当に変なところだ。文字通り、100km走ってもGSがない部分は沢山ある。それがもたらす恐怖は非常に大きいので、町に着くと安心するが、日本のコンビニ的に町中にGSがあるので、困惑してしまう。ラナウでも同じだった。
Keningauを過ぎると、恐らく数百メ-トルでパパ-ル方面に
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