ラウンドアバウトと呼ばれるロ-タリ-で右左折・直進をするのは、慣れてしまえば特に危険ではない。日本で言えば、脇道から左折で大通りに出る時の注意をすればよいだけのことだから。
ただ、慣れないうちは、ロ-タリ-に正式に入ってから左折するのではなくて、ロ-タリ-にロ-ブみたいに付属している、左折の脇道から単純に左折出来るなら気が楽だ。その時の心理的な落とし穴は、自分はロ-タリ-とは無関係と思い込んでしまうことだ。
ところが、正式にロ-タリ-に入って左折する車や、あるいは元々別のル-トからのの進入車がロ-タリ-を出ても優先権を持っているのは、考えてみれば当たり前なのだが、道路の道幅が全く同じなので、右から来る車が優先権を持っていると認識しにくいのが、ロ-タリ-の見え方で、安心感の代償の危険性になる。
実は、理由は違うものの、同じ造りのロ-タリ-に(つまりロ-タリ-無関係の直進や左折道路が付属する場合)正式に進入する時にも、事前に自分の走るべきレ-ンを、一番右端だと認識しておかないと、直前に進路を急に右に取れば簡単に事故につながってしまう可能性がある。
つまり、大きくても単純なロ-タリ-は問題がないが、おまけの素通り脇道付きのロ-タリ-は注意が必要だと認識する事が必要だ。これらの事だけ認識しておけば、ロ-タリ-は特に危険ではないし、時には快適に感じることさえある。
あと、一つだけ付け加えることがあるとすれば、超ミニロ-タリ-の存在だ。あまりにも小さいので、気が付かない場合さえ在って危険だ。まあ、小さいので全体が見通せるから大事故にはならないだろうが。でも、間違いなくロ-タリ-なので、規則は守らなければ。