宇宙への旅、時間の超越、地球の破滅、信じられない未来――尽きることのない人間の想像力が、映画においてもっとも自在に発揮されてきたのがサイエンス・フィクション(SF)という分野でしょう。私たちの現実をはるかに凌駕するそのストーリーや映像表現は、今も世界の観客に圧涛Iなインパクトを与え続けています。
シリーズ「ポスターでみる映画史」の第3回となるこの「SF・怪獣映画の世界」は、フィルムセンターのコレクションを中心に、傍流からやがてメインストリームの地位を得たこの壮大なジャンルを取り上げる展覧会です。
『メトロャ潟X』や『キング・コング』といった古典作品、1954年の『ゴジラ』第一作以来、特撮技術の粋をつぎ込み海外にも熱狂的なファンを生んだ日本の怪獣映画、1960年代以降のスタンリー・キューブリック監督ら新世代の台頭、全世界を席巻した「スター・ウォーズ」シリーズ以降のSF映画の黄金期など、このジャンルの豊かな系譜をたどります。
壮大なポスター・デザインに込められた、イマジネーションの飛躍をお楽しみください。
1/10 行きました。宝町の出口からすぐです。
フィルムセンター7Fロビー
「ポスターでみる映画史Part 3」は、『SF・怪獣映画の世界』です。
ずいぶん古い時代のSF映画から、誰もが知ってる名作まで、解説付きの展示はうれしい。
大好きな作品など、ポスターを見ているだけで楽しくなります。
一番の迫力は、大きな紙を8枚つないだ 『モスラ』のポスター。
撮影できるャCントは2カ所のみ。
SF会場風景-撮影ャCント1
SF会場風景-撮影ャCント2
スター・ウォーズ公開一周年記念ポスター (サイン入り)
見たい映画がたくさんあるし、原作も読んでみたい!
帰りに、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」の本を図書館で借りました。
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華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF) ~ My本棚「pasoboのバインダー」
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常設の「日本映画の歴史」、ここは、ほぼ撮影できます。
会場に入ると マニアックでびっくり! ちょっとたじたじです・・・。
古いカメラなどの機材、ポスターなどの展示が充実しているし、小型のモニター(ディスプレイ)もたくさん設置してあり、豊富な映像が理解を助けてくれます。
これは! 日本人撮影最古の映像です。
日本人撮影最古の映像 紅葉狩り
国産映写機
今放送中のNHK朝ドラ「わろてんか」に登場する伊能 栞(いのう しおり)は、映画会社をやっていますね。
いつ頃かなと年表をみたら、ほんと日本の映画史の初期のころです。
(現在の放送で、関東大震災が起きたところが目安です。)
栞のモデルの一人が、阪急東宝グループの創業者・小林一三氏らしい。→
小林一三:Wikipedia
また、初期の映画では歌舞伎の女形が出ていましたが、
栞が興業する活動写真ではリリコのような女優が活躍することになります。
会場には、初期の女優さんの写真もたくさんありましたが、リリコさんの実在のモデルは? わかりません。o(*'o'*)o
映画会社の系譜と年表_明治~大正
(クリックで拡大します)
映画会社の系譜と年表 全体
(クリックで拡大します)
会場風景
記録映画コーナー、関東大震災のニュース映像は貴重な記録です。
会場風景
会場風景とミッチェルNC型撮影機
アニメ映画のコーナーにならぶキャラクター人形
知らないことばかりなので 会場を2回り、じっくり見ました。
まだまだ、知りたいことがいっぱいあります。また来たいですね。
ここでは、毎日映画の上映もしているんですって。
ちょうど会場に着いたときは、映画の観客が入場待ちであふれかえっていました。
見たかった名作に出会えるかも!
フィルムセンター入口
フィルムセンター入口右
閉館ちかくまで、楽しく過ごしました。
めも:2018/01/10 CX2 で撮影
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