マリアナ諸島慰霊巡拝の旅

１月２２日成田に全国から集合した３２人と旅行会社・厚生省２人の３５名
です。

結団式では遺族の代表である事や諸注意を聞き、自己紹介。
私達のように兄弟姉妹参加から、弟、孫までの参加でした。

２３日にグアム到着が３時半過ぎのためその日はすぐホテルでした。
２４は在ハガッニヤ領事館表敬訪問後各遺族の現地慰霊４か所でした。
日の丸の旗を掲げ簡易祭壇を作りそれぞれの遺族の供物や写真を飾って
行いました。

２５日はサイパンに移動し私達は２６日でした。
厚生省の方から父の属した１３５連隊の詳細を説明してもらい
今まで霞だった部分が分かりました。

とても分厚い書類で厚生省の方の苦労が分かりました。
１３５連隊は北地区に位置していたが１３６連帯（中部地区）に合流し
タポ－チョ山付近での戦いとなり戦死。

タポ－チョ山での現地慰霊となりました。小高い山ですがサイパン島が
一望できる所で観光客も結構ありました。

父は甘いものが好きだったと聞き御汁粉やお菓子、お清めのお酒を用意。
父の写真と元気な母の白寿の時の皆で撮った写真も見せてあげました。

食物も無く、満足に戦う武器も無く大和魂だけで戦って散った多くの命。
戦争への憎しみを改めて感じるとともに二度と戦争などしない国であるよう
見守ってほしい。
参拝が遅くなった事を詫び安らかにお眠り下さいと祈りました。

サイパンでの現地慰霊は８か所テニアンは４か所でした。