御巣鷹山に行ってきました。
被災地と同じくどうしても一度は行きたいところでした。
昨年の同期会の時、行きたいところがあると話したところ実現しました。
日航機事故から29年が経っていますが、元職場の同期11名で東京からバスで行きました。
その日は、慰霊の園で合掌。慰霊の園は群馬県上野村にあります。上野村の村民が慰霊の園の
趣旨に賛同し、3000坪の土地を提供し、慰霊の園、慰霊塔、納骨堂が建設されました。
山に囲まれた地形の処で平地の土地の提供は頭の下がる思いです。犠牲となった536人の
名前が刻まれていました。ピラカンサの真っ赤な実が印象的でした。
御巣鷹山は1600m程の高さ。バスで行けるところまで行き歩きましたが、日ごろ運動して
いない私はとてもきつかったです。540人中536人が犠牲となった飛行機事故。生存者は4人。
飛行機が墜落したところには「昇魂の碑」があり、ここにも名前が刻まれていました。ここを中心に
犠牲者の碑が点々とあり、碑の前には写真や思い出の品もあり、目が潤みました。安らかにお眠り
ください。二度とこんな悲惨な事故が起きませんようにと合掌しながらの御巣鷹山の尾根歩きでした。