いつまでもお元気で

大先輩が入院して1年半。
一人息子は仙台で活躍するピアニスト。
もう東京には戻らない…と言われ、かといって同居はままならず

仙台で施設を探していました。9月には11月頃入れるかもしれない…という
話を聞いたばかりでした。

急に今日仙台に行く事になったと連絡が入り、昨日1時に自宅に戻るので
会う事が出来ると聞き、心ばかりのお品を持って出かけました。

一目、ひと声、お別れを…という人が後から後から駆け付けて
お部屋がいっぱいになりました。

突如息子さんがピアノをひきだしました。
今の気持ちを速攻で弾きました。と話しだし、母がこんなに地域の皆さんに
親しくしていただいていた事、とても嬉しく有りがたい。
こちらに帰ってこれないので仙台に連れて行きますが、施設が自宅から
10分位の所なので、観光がてら来て下さい。・・・と。

先輩は誰かが話すたびに目頭を押さえていました。
2時から会議が入っていたので私達5人は失礼したが、4時にはまた病院に
戻り今日8時には介護タクシーで大宮まで行き新幹線で仙台まで。

被災地へ支援物資を届ける準備をしていると、無事仙台に着いたと
電話がありました。

被災地支援物資第二弾、冬物の呼びかけにも沢山の物資が届けられました。
有りがたい事です。