ゆったり日記

日々の生活を綴っています。

東北被災地を訪ねる旅

2014年09月24日 11時38分37秒 | 日記
もっと早く行きたかったのですが、行動力のなさから今頃になってしまいました。
私のような人もいるだろうと、サークルのメンバーに声をかけると16名の
参加がありました。

9月21・22日、台風の雨模様を吹き飛ばし2日間とも良い天気でした。
バスで一路石巻をめざし、車内では原発関連のビデオを見たり、参加に至った一言
などで交流。

津波の経験が有り、全員が助かった大川小学校を見学。校舎は幕でおおわれていました
が、その前は広い空地になっていました。
金網のフェンスに献花が何個か差してあったのが印象的でした。もちろんその前にも
空き地が広がり、堤防の陰に海の姿がありました。

対照的に津波の経験のない生徒の犠牲者が多かった小学校も見学。
災害は全てに気を配らないと被害が大きいということを知らされた。地形的には津波の
被害は想像できない地形でした。

宿は女川の「エルファロ」トレーラーハウスです。日曜日のせいか混んでいました。
2日目は松島が一望できる、東松島市の大高森山に登りました。足の痛い人、腰の痛い人
良く登りました。
素晴らしい眺めで疲れも吹き飛びました。
ガイドさん曰く、近くで分る事もあり、分からない事もある。遠くで分かる事もあり
分からないこともある。

本当にそうでした。名取市のゆりあげでおいしい食事をいただき、買い物をして
帰ってきました。
被災地は復興らしき復興は進んでいませんでした。
堤防工事ばかりが目に付きました。

仮設住宅は不便なところにあり、日々の暮らしが大変だろうと想像ができました。
やっぱり現地に行って、自分の目で見ることの大切さを実感。
そして1日も早く仮設の人たちを含め、安心して暮らせるような状態になることを
願わずにはいられませんでした。