第195特別国会が1日開会されました。前日までは8日間の審議なし、との報道。加えて、野党の質問時間の短縮(削減)のニュースに、ちっとも市民の声に耳を傾けない、選挙中の「丁寧に説明する」は何だったのか!と怒っていました。
結果は12月9日までの39日間となりました。これは実質審議を求める国民の世論、野党の要求に押され実現したものですが、自公が総選挙で得た「数の力」を、信任されたものとしての おごりが 感じられます。
野党の質問時間の削減については、与党の質問時間を確保するとの口実ですが、国政をチェックする野党の質問時間が、政府を構成する与党の質問時間より多いのは議院内閣制のうえから当然のことで、安倍政権の言っていることは野党の 質問封じ をねらったもので議会制民主主義に反するものです。
自民党内部からも自分たちが野党時代に要求したしたことを忘れたかのように言うのはおかしいとの発言もありました。
そして、選挙が終わるや否や、くらしの問題では医療、介護の負担増が出てきています。公約の実現を迫るとともに、憲法9条を改悪する発議を許さない運動の強化が求められています。
あす3日、国会大包囲行動「安倍9条改憲NO!」があります。大行動は「安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会」「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかけています。ここには野党4党から、立憲民主党は枝野幸男代表、民進党は未定、社民党は福島みずほ副党首、共産党は志位和男委員長の参加が決まっています。
皆で国会周辺に集まりましょう。