台風の爪跡

昨日の台風21号は、予想よりやや西寄りで日本に接近してきて、台風の中心は四国の徳島をかすめるように中心気圧が950hpaくらいで上陸して通りすぎて、4日の13時には兵庫県洲本市あたりに位置していたそう。この時の中心気圧は955hpaで最大風速は45m、最大瞬間風速は60mだったそうだから、神戸に上陸した時も960hpa未満で最大瞬間風速は50mを越えていたんだろうと思う。今日繰り返し流されたニュース映像の…関空や大阪市…の暴風被害はその痕跡だけど、近畿の全域が暴風圏に入ったわけだし…、大きな被害を受けたにも関わらず、報道もされない地域があちこちに点在しているに違いないと思う…。なんか…、インパクトのある映像だったり、多くの人が知っている場所ばかりを優先しているようにしか思えないんだよなぁ…。台風は短時間で日本海側に抜けて、能登半島沿岸を北北東に進んで北海道へ駆け上がっていったから、TV局や新聞社も被害状況を把握しきれなくて、取材自体が追いついてないのかな??って思った。まっ、台風の最中に街中に出て中継する事自体がおかしな事でもあるし、通過した後に取材に行こうとしても、道路の寸断があったりして行けない事もあるだろうし、TVの尺や紙面の字数には限りがあるから…、ある程度把握はしてても使うトコは選ぶって事にもなるわな…。 . . . 本文を読む