When I Dream

~気侭な戯言日記~

血液製剤データを差替

2009-03-24 21:30:45 | 医療/介護/病院ネタ
データを改竄したり差替えたりする事は・・・、現代社会に於いては、おそらくは至極当たり前のようになっていて、一般人には到底解る事の出来ない・・・“カラクリ”・・・が、きっと星の数程存在しているだろうと思うけど、ひぃ~・・・田辺三菱製薬・・・が、アルブミン製剤の承認申請に必要な試験データを不正に差替えをしてたんだって~(ちょっと愕然)・・・薬害C型肝炎・・・であれだけ世間を騒がせていたクセに、なんたる大胆不敵な・・・。記事によると、それは、2007年10月に承認されて、08年5月に販売を開始した「メドウェイ注5%」というアルブミン製剤で、・・・健康被害はない・・・とは書いてあったけど、発売以後、既に800人くらいの人に使用されているそう。で、遺伝子組み換えのアルブミンだそうだけど、本当に安全と言えるんだろうか??本当に健康上には問題はないと言えるのかなぁ??←疑念

記事によると・・・、北海道の千歳市にある子会社の「バイファ」で、2005年の10月~2007年の3月までの間に、ラットを使ったアレルギー反応試験を12回実施したそうで、そのうちの5回で、品質不適合になったサンプルを適合するものと取り換え、データを差替えていた・・・そう。
で、バイファの社員かな??昨年12月24日に、試験データを・・・「上司の指示で一部を差し替えた」・・・と、自己申告があったようで、田辺三菱製薬が調査に乗り出し、1月15日に試験での改竄が発覚するに至ったみたい。データ差し替えには、元管理職2人と部下3人の5人が関与していたそうだけど、既に退職している元管理職で上司の2人は、・・・差し替え指示・・・を否定しているんだってさぁ。←往生際が悪いんじゃないの??
一応、→ 田辺三菱製薬ニュースリリース ← を貼っておくので、興味のある人はどうぞ。

冒頭部で挙げた・・・“メドウェイ注”・・・というのは、人血清アルブミン(以下HSA)の遺伝子を導入したピキア酵母で産生される、遺伝子組換えの・・・人血清アルブミン製剤・・・で、25%と5%の2種類が製造されているそうだけど、献血から作られるアルブミン製剤は、自給が難しい上に、感染性の物質が混入する可能性も完全には否定できないから、1981年から遺伝子組換え体の開発に着手して開発されたモノなんだって。←読んでもなんの事やら解らないよねぇ(苦笑)←あとはニュースリリースを読んで(汗)←ほぼ丸写しでごめん遊ばせ(爆)

田辺三菱の子会社・・・“バイファ”・・・は、薬害エイズ問題で経営難に陥った・・・“旧ミドリ十字”・・・を前身とする、・・・“三菱ウェルファーマ”・・・と、・・・“田辺製薬”・・・が07年10月に合併してできた会社で、データ差し替えを指示したらしい元管理職の2人は、・・・“旧ミドリ十字”・・・出身なんだって(唖然)あちゃぁ~って感じだねぇ。
・・・“薬害C型肝炎”・・・については・・・“Part 8”・・・まで書いたけど、アルブミンやフィブリン糊などの懸念を挙げた時に、それらの会社名を出したlevieには、驚きではないけれど~、腐ってるねぇ~旧ミドリ十字。厚生労働とべったりツルんでいたんだろうから、その体質が最後まで変わらなかったって事だな。
一応、2008/05/01に書いた → 薬害C型肝炎:Part 8 ← を張っておきます。

もぅ~、・・・“旧ミドリ十字”・・・って出るだけで不信感で脳内が充満するってのに、元管理職の2人はどういう神経してんだろ??・・・“薬害エイズ訴訟”・・・で苦い経験をしたんじゃなかったの??承認されれば開発費の元を取れて、さらにどでかい儲けになるとしか思わなかったって事??なんだか、ラット実験そのものも疑っちゃうよねぇ。公に姿を現してきちんと謝罪するなり、人としての誠意を見せてもらいたいものだ。
田辺三菱では、製品を自主回収して、製造販売承認の取り下げも申し出るんだそうだけど、製薬会社ってやっぱり・・・白い巨頭・・・だなぁ。新薬の承認を取る事にやっきになっているであろう・・・、他の大手の製薬会社は大丈夫だろうか??←何からしらはあると思っているlevie(爆)

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