When I Dream

~気侭な戯言日記~

お葬式 : levie母を還す

2022-04-01 23:50:25 | 府中/地元近隣や家族/くらやみ祭り

今日は自宅から葬儀場へ、levie母の棺を移動させた日…。昨日は昔近所に住んでいた、levie母の茶飲み友達の娘さんが来てくれて、…子供の頃にホントにお世話になったのよ~…、という逸話を少し聞かせてくれた。他にも数人、昔馴染みの同世代の人が一報を聞いて駆けつけてくれて…、levie父の現状を見て2度ビックリという…(苦笑)コロナ渦で大腿骨を骨折して手術入院したlevie父だったし、2016年にlevie母が小脳出血で手術入院して車椅子生活になってからは、互いに行き来も出来なくなってたし…。←皆高齢だからなぁ(爆)→っと、levie母がずっとお世話になってたケアマネさんも来てくれて、本当にビックリしていた。半身麻痺が残っても、車椅子でも元気な姿を見れると思ってたと…。levieも黄金週間頃には家に帰ってくると思ってたし…、まだ他界した事を受け止めきれてはいない感じかなぁ…、納棺で白装束に着替えさせてもらっても…。ドライアイスで腐敗するのを抑えているとは言え、突然目を開けるんじゃないかと思うほど…。初めての身内のお葬式というのは…、なんとも不思議な“感じ”だなぁ…。levie母はきっとすぐ近くで、一部始終を見届けているんだろうなと思うけど…、…出てこいやぁ…、って感じ(爆)霊体が見えるだけで“安心”すると言うのに…(バカ)

眠っているlevie母の隣に布団を敷いて寝てるけど、夢にさえまだ出て来な~い(バカ)気配すら感じ取れない(爆)自由になったから他所をあちこち巡り歩いてるのかな??…(微笑)

さて、本日の出棺はlevie弟一家も見届けてくれて、家族のみで行った。葬儀の段取りは農協に頼んだんだけど、係員からは次から次にあれはどうするこれはどうすると…決める…事を急かされ、その金額にも…えっ??…と驚いた。CMで…“家はいくらだった”…みたいのがやってるけど、なんだかんだでやっぱり相場は…(遠い目)式場の大きさ(広さ)によっても変わるし、霊安室が完備かどうかでも変わり、やはり“商売”なのね…。自分の時にはやっぱりイヤだな。遺言で残しておかなくては…。で、いちばんビックリしたのは…お坊さん…に戒名をつけてもらうと…、と言うトコ(金額)。本当にそれ必要かぁ??あくまで…現世…の人間の都合じゃん。

そして後で親戚に聞いたんだけど、お寺のお墓を買って檀家となると、なにかにつけて寄付金を求められるそうで…、旧家の金持ちや大地主ならまだしも、普通の会社員にはそりゃ無理な話だ。だから公園墓地とか樹木葬が普及しだしているわけか…。坊主のフェラーリの理由がよ~く解った。なんかさ、農協の係員もお墓ありますか??あそこの寺の墓入ります??って矢継ぎ早に言うし~、49日の事も考えないと~とか、お寺の住職を呼ぶと~、と“金”の話ばかりでlevie妹とイライラしまくりだった…。自慢にもならないけど仕事してなくて貯金を潰してる我が家だぞっ…。みたいな…(苦笑)まぁ最悪(←は近い→)駐車場にしてる土地を売る事にはなってしまうだろうけど…。庶民は政府や自治体だけではなく、冠婚葬祭でも相当な“額”をふんだくられていると言えよう…。

…金をかけりゃいいわけでは決してないぞ…

棺、祭壇、生花や果物、斎場使用料、御膳、えっ??お車代??、遺族が悲しむ隙を与えないような~、なんなんだ、この葬式のシステムって…。なんつう機械的な流れ…。誰が考えて作り出して、一般的にしたんだ??…。口々に…大変だったねぇ…、って言われたけど、それって肉親を失った事よりも、葬儀の取り決めの流れ、そのモノに対する“言葉”ってわけか…。勉強になります、なんて軽く言えないな。少なくても明治時代以前の庶民(平民)は…、もっと気持ちのこもった、故人を偲ぶ…お葬式…の形をとっていたんじゃないのかね??…。結婚式にしろお葬式にしろ、金をかけて、大枚はたいて華やかにやってたのは、皇族とか財閥の金持ちや、広く名の知れた人だけだったようだし~。そんなトコにステイタスなんか求めなくていいのに…、って思う。気持ちがこもっていれば質素で十分なんだから。金を積んでも霊界の上層階なんかに行けやしないんだから。←って、20代の頃からずっと思っている

まぁでも、そこそこ整えた“形”でlevie母を送り出して、霊界に還してあげたいとは思ってるけど…。そして明日はとうとう告別式…、気が張っているわけじゃないけど、涙が込み上げて来るような事はまだない。焦燥感というか、ポッカリ空虚というのはlevie母が大脳出血で入院してからの数日だったな~。levie妹との二人きりの家の密度の薄さとか、昨日まで一緒だったのに、とか、帰ってこれるかな、とか、漠然とだけど、その時の方が寂しさみたいなモノは深かった…。衣類などの遺品整理とか、不要になった備品、levie母がリハビリで作った…つまみ細工…、折り紙工作、そんなモノを片付けたり、介護ベッドや車椅子を撤去するにつれて…、深い哀しみに包まれる事には…、きっとなるだろう…。


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