When I Dream

~気侭な戯言日記~

調布飛行場:セスナ機の墜落

2015-07-26 17:00:00 | 社会の出来事

暑さで目が覚めた午前8時過ぎ、自室の掃除をしたりタオルケットなどの洗濯をしてから、クーラーを稼動させていなくても、体感的には2Fの自室よりも涼しい1Fのダイニングで軽めの遅い朝食兼昼食を摂りながら、TVを見てぼんやりと過ごしていた時、・・・調布飛行場から離陸したセスナ機が墜落した・・・という緊急速報のテロップが出た。調布飛行場は家からおよそ1.5kmくらいの場所にあるから、さすがに爆音のような音は聞こえなかったけど、どこに墜ちたんだろうねぇ??って、家族でTVに釘付けになっていると、ヘリコプターが飛んでいる音が聞こえてきて、目視で7~8機が旋回しているのが確認できた。←報道各局のヘリコプターだったのかなぁ??→TVではなかなか引きの映像が出なかったけど、少年サッカーチームが練習しているグラウンドの低い真上を飛び去る映像が何度も流れたから、墜落した場所はおそらく・・・、味の素スタジアムよりやや東で、調布インターの至近距離で天文台通りの・・・っと推測はできた。

報道で映った燃え盛る家屋、セスナの尾翼の残骸、なのに電柱と電線は全くの無傷だったから、てっきり直角に近い落ち方をしたのかと思っていたんだけど、近隣の家の屋根が破壊されている事から、一度ぶつかってバウンドして落ちたらしい事が解説されていた。
滑走路が南東方向に伸びているから、何らかのトラブルで高度が上がらずにあの場所に落ちたと仮定できるとしたら、もしも滑走路の方向が南西に向いていたとしたら、我が家の近隣に墜ちていた可能性もあるのかもしれないなぁ。そんな事を考えると他人事には思えなくなった。それにしても、滑走路の切れた少し先に、少年サッカーのグラウンドがあるってちょっと恐い事だよなぁ。

っと書いて、1週間放置してしまったので、投稿の日付は7/26だけど、続きを書いているのは8/2(爆)
事故が日曜だった事からか、月曜のワイドショーと報道番組はこぞってセスナ機の墜落を取り上げていたけど、最初は、どうして??なぜ??とか、機長の人柄とか、同じ機種の過去の事故、調布飛行場の過去の事故を取り上げる内容だったね。数日すると、重量オーバーとか、遊覧飛行がどうとか、滑走路の長さとか、徐々に視点が違う部分が出てきた感じかな??素人考えでは、上空の気流や暑さも関係あるのかなぁ??くらいにしか考えられないけど、どうやら、重量が一番大きな原因と考えられるらしい。

事故を起こした小型機は、米パイパー社製の単発プロペラ機「PA-46-350P型(マリブ・ミラージュ)」という機種で、この小型機が最大重量で離陸する場合は、・・・その時の気象条件では約960メートルの滑走距離が必要とされている・・・んだとか。けど、調布飛行場の滑走路は全長でおよそ800メートルしかない。
パイパー社が同型機の操縦者や所有者向けに発行している操縦マニュアルによると、離陸可能な最大重量は機体を含め1950キロで、標準装備の機体は1245キロだから、搭載が可能な人や荷物、燃料の総量は計算上では705キロとなるんだって。満タン時の同型機の燃料は約360キロで、残り345キロ、小型機の定員は6人で、搭乗していたのは5人の成人男性って事だから、機長を含めて6人、一人当たり60キロだとしたら360キロになって明らかに重量オーバーって事かぁ。←手ぶらではないだろうしねぇ

その小型機、事故の4日前に約40分飛行しているそうで、燃料を満タンにしていたそうだから、その分をマイナスしたとしても、重かったって事なんだろうなぁ。滑走距離も足らない計算なんだろうし、だから高度が上がらずに低空でふらついたって事になるんだろうなぁ・・・。
けど、離陸時間が遅れていて、飛び急いでいたのはなぜなんだろうねぇ??
ん~、何らかの人為的なミスって事になっちゃうんだろうけど、調布インターとか、京王線に落ちなかっただけ、ある意味では不幸中の幸いとも言えるのかも。落ちた民家周辺の方々にはとんでもなく迷惑で不幸な事故である事には変わりがないけど。小型機の所有会社には、ちゃんとした誠意を見せて欲しいね。


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