クルム伊達公子 VS ナディア・ペトロワ

アメリカのマイアミで行われている、・・・WTAのPremier大会：Sony Ericsson Open・・・の伊達さんの2回戦の相手はNadia Petrova：ナディア・ペトロワで、第1コートで第2試合が組まれていたから、早ければ日本時間で26日のAM1:00くらいだろうと思って、午前0時過ぎに、珍しく少しばかり眠ったlevieだった。ペトロワにはシドニーの大会で勝っているとは言え、格上のトップ20ランカーだから簡単に勝てない手強い相手だろうし、ライブスコアを見ながらドキドキしたかったから（笑）けど、普段AM1時半にようやく寝ようかな～ってlevieには、AM0時は早過ぎて簡単に眠りには落ちない（爆）それでもうだうだしているうちにホンの少し夢うつつになって、ハッとして起きたら1時くらいだったかなぁ??で、念の為にimacのスリープを解除して・・・

ライブスコアを開いてみると、第1試合の Petra Martic VS Aravane Rezai の試合が長引いていてまだ終わっていなかった。再び布団に潜り、ぼんやりとライブスコアを眺めていると、再び緩い睡魔に襲われて、次にハッとして我に返ったのがAM2時過ぎだったかなぁ??
第1セットは2-0でペトロワが先行していた気がする。よく覚えてないんだけど、その後のスコアの推移は・・・2-1→??→3-2→4-2→??→5-3・・・と動いて、6-3で落としたと思う。
ライブスコア上で推測するに、ペトロワのサービスが凄くよかったんじゃないかなぁ??第1セットのペトロワのサービスエースは6本もある事からも、流れは完全にペトロワだった事が解る。

伊達さんがペトロワの強打のサーブ??に慣れてきたのが第2セットの中盤だろうと思う。
出だしこそ3-1でペトロワが主導権を握っていたけれど、4-2が5-3になり、ここから伊達さんが粘って粘って3ゲーム連取して5-6に持っていった。確か5-3の時には、ゲームポイントを握られるアドバンテージ合戦を凌いだはず。まさに伊達さんの本領を発揮し始めた5-3だった。
多分ペトロワが焦ったんだろうね～。シドニーで負けている事もあるからさ。けど、第2セットで勝ちを決めたいであろうペトロワが食らいついて6-6のタイブレークに持ち込んだ。伊達さんとしてはなんとしても第2セットを取って、第3セットに弾みを付けたいトコだったろうと思う。

そしてタイブレークは、ペトロワが焦って乱れたのかな??0-5で伊達さんが断然有利になった。
ところが、ここからペトロワが脅威の挽回劇を見せ、今度は伊達さんが焦ったと思われる。そして、あっという間に5-5のタイになり、5-6で伊達さんがセットポイントに王手をかけたものの、粘るペトロワがすぐに6-6に追いついて、双方がアドバンテージを取ったんだったかなぁ??
結果的に、かなり緊迫した試合/ライブスコアを制したのはペトロワだった。
・・・6-3,7-6・・・、数字の結果だけを見ると、・・・な～んだ、負けちゃったのか・・・って思う人が多いかもしれないけど、第2セットは、緊迫して白熱した、凄くいい試合だったんだろうと思う。

第3セットに持ち込めば、伊達さんペースで試合を支配できただろうと思うし、大詰めの所でチャンスをモノに出来なかった伊達さんには、悔しさしか残っていないかもしれないけど、もう一歩だったのは確かなんだから、levieは大健闘した事に素直に拍手を送りたい。
勝負の世界は格も厳しいし、体力的には若手とは互角ではないんだし、それでも勝ち上がっていく勇姿に共感する人も多いはずだよね。再び伊達さんが台風の目となってもう一波乱起こすのは、全仏、いや、ウインブルドンまでのお楽しみというのも悪くないと思う。

ビーナス・ウィリアムス戦は、もう少し先にお預けという事で（微笑）
ハードヒッターに慣れてきているとは言え、まだまだ対戦した事がない、未知のパワーを持った選手はいるだろうし、上位ランカーと当れば当る程、きっと伊達さんは、多くの可能性を見つけると思うし、ちょっとづつ切り崩しにかかれれば、結果は後からついてくると思う。
Sony Ericsson Openでは、2回戦に進んだから50ポイントついて1090ポイントになったから、他の選手の動向次第だけど若干順位が上がるかな～。まずは、焦らずにトップ50圏内を目指して、・・・International・・・で優勝して欲しいなぁ～。そしたら、さらに弾みがつくと思うから。