When I Dream

~気侭な戯言日記~

明日の昼で、まる1年

2017-09-23 23:45:15 | 医療/介護/病院ネタ

9月に入って…levie母が倒れてからもうじき1年かぁ…って思ってたけど、早いモノでそれは明日…(爆)正確には…、誕生日前日の13時に親戚の家に出掛けようとしていた矢先に具合が悪くなり、外出していたlevieが呼び戻され、仕事だったlevie妹を早退させて、夕方17時頃に救急車を要請すると武蔵野赤十字に緊急搬送され、日付が変わった(誕生日:80歳)深夜1時過ぎから緊急手術…になり、決して忘れる事は出来ない日になった…(微笑)異変で倒れた時に、直ぐに救急車を呼んでいたら…、多少は後遺症が軽くて済んだのかなぁ??って思わなくもないけど、オペ後に麻酔から覚めたlevie母は、ほぼ寝たきりで2週間だったけど喋り方は普通で悲壮感がなく、ホッとしたモノだったな~。←以上回想→今でも時たまその時の話をするけど、具合が悪くなった所から、ICUで色んな機器の管と線に繋がれた状態で目が覚めるまでの記憶は全く無いそうで…(微笑)CT検査でベッドごと移動する際に、…病棟の壁に脳卒中センターと書かれているのを見てびっくりした…と、笑いながら懐かしそうに言ってる。その後3週間ちょっとでリハビリテーション病院に転院して、5ヶ月ちょっとで退院して今に至るけど、不自由な生活を送っているわりには、今でも悲壮感の欠片はほぼ無い感じかなぁ(微笑)

歩行器で家の中を自由に移動する事はまだムリで、起きてる時間の大半は車椅子に座ってダイニングテーブルで過ごしているけど、暇をもて余しちゃうんだよねぇ。耳が悪くてTVの音声を聞き取りにくくなってるからあまり見ないし、雑誌や新聞は文字が小さいからあんまり読まないし…(苦笑)頭の体操の為に、市販の幼児用の迷路やパズル雑誌の間違い探しをやってみたり、小学生(低学年)の算数ドリルをたまにやってるけど、唯一の楽しみは花を花瓶やバスケットに生ける事かな~。家事が何も出来ない事がストレスになったりまするかなぁ??って思ったりもしたけど、それはなかった(微笑)←心の奥底は解らないけど…

ここしばらくは膝の痛み/調子の悪さが悩みの種でもあったけど、訪問リハビリ技士が考えてくれて、臀部の筋肉に刺激を与えるようなストレッチ/運動をやるようになったら、膝の痛みが嘘のように大幅に軽減されて歩行の訓練が出来るようになった。その技士によると、…ベッドや車椅子から立ち上がる時に、ベッド柵とポータブルトイレの肘掛けを手で掴んで腕の力で身体を引っ張り上げようとして、腰が引けた形で下肢~足で踏ん張って立とうとする事が、膝には過剰な負荷になっていると考えられる…、という事だった。
リハビリで教わった動作は、柵と肘掛けの上部に手を置いて、深くお辞儀をするようにして可能な限り膝を曲げて…、だったけど、levie母は…この方が楽なんだもん…っと、自己流の引っ張り上げる動作になりやすくて、立つと腰が引けたようにクの字に曲がって前のめりになってしまう事がある(苦笑)注意推奨しても上手く立てなくて、変な癖になりかけている感じも実は少しある…(爆)←そばで見ていても悩ましい部分なんだよねぇ…

先週の訪問リハビリ訓練から、ベッドで右肩を下にして横向きで寝転んでもらって、痛みが時々強くなる左足大腿を後ろに反らしてベッドから15cmほどの高さで15秒くらい止めるストレッチと、仰向けに寝て膝を立て、腰をできるだけ高く上げて5秒我慢する運動を導入したんだけど、臀部の筋肉に刺激を与える事で、立ち上がる練習、立位を長く維持する練習には劇的な変化が見られた(微笑)ちゃんと指示通りに手を置いて膝を可能な限り曲げて、深くお辞儀をするようにして立つ動作をやってみると、嘘のようにスクッと、痛みを全く伴わずに立つ事が出来て、levie母はビックリ&嬉しそうな~余裕の表情を見せるようになった。
左足にはまだあまり力を込める事が出来ない弱さが残ってて、左膝も90度にはまだ曲げる事が出来ないから、腰上げ運動では左臀部を右と同じくらいの高さには持ち上げられず、やや斜めに傾いてしまう感じだったんだけど、左半身の可動域が少しづつ広がりを見せ始めて、少しづつ力が入るようになってきたからか、膝の痛みを訴える事が少なくなった。

小脳出血の後遺症には、連動した動作が上手く出来ない事も上げられているけど、levie母がなにげに自己流の動きをしてしまう事とか、教わった通りの手足の動作(運び)がいまいち上手くいかないのは…、まさにソレかもしれないなぁ。左肩、左肘、左股関節、左膝、左手足の指先…、振り返って考えると、いまいち動かしたり触る感覚が解らないと言ってた事もあるし、そういや…便意…も有るのか無いのかピンと来ないって言ってたなぁ…。側で見て動作に注意してあげたり、話をしてどんな感じなのかを理解しているつもりでも、そのデリケートで感覚的な事はlevieには解るはずもなく、って事は、決して口にはしない苦悩や迷いもlevie母の中にはまだあるのかもしれないなぁ…(爆)

普段はよく喋るし元気で明るい表情だけど、さすがに倒れてオペして入院してから1年経つ事や、今だに歩行器でちゃんとは歩けていない事とか、トイレにも1人で行けずに世話してもらっている事などは…、levie母の心の奥底では、家族であっても知り得ない深い悩ましさを刻み続けているのかもしれないなぁ…。


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