When I Dream

~気侭な戯言日記~

介護の回顧録⑥ : 介護施設と介護職

2023-10-19 21:15:35 | 医療/介護/病院ネタ

ブックマークしているおおきな木ホームクリニックさんの、10/17に投稿されたスタッフブログ2本を読んで、levie母とlevie父を介護した日々を回想しながらあれこれと考えさせられた…。その内の1本…施設選び・とある驚きの施設…をリンクしておきます。介護施設を利用した事のある人、その家族、今まさに介護をしている人、その家族、まだ介護施設を利用はしていないけど先行きでどうしようかと考えている人、その家族、の方々は…、一読する事をお薦めします。ある日突然に家族が倒れて介護を利用する事になる人はきっとこれから増えていくと思う。コロナワクチンを打っている事でどう転ぶかは定かではないけど、高齢者が増える傾向に変わりはないから。一口に介護と言っても、脳疾患か、心疾患か、骨折/整形外科的疾患か、糖尿病かなどで、必要な介護は大きく異なるし、麻痺など症状によっても、家族が介護/介助に割かれる時間もかなり違ってくる。子供がいればさらに手間となる事は増えると思う。余程出来た人でないと、介護に理解がないと1人でお世話と家事のあれこれをこなすのは難しいとも思う。仕事をもっていたらさらに時間の工面がキツくなると思う。

それで週に3回デイサービスを利用する…、って単純には語弊を伴ってしまうかな…。病院/リハビリ病院を退院した後の“予後”の状態にもよるけど、自力でどのくらいの事が出来るのか、介助はどのくらい必要なのかで、市の訪問面談調査を経て、…要支援、要介護…、のランクが認定/決定される。家ではlevie母が要介護3、levie父が要介護3から翌年に4になったけど、この調査員の目線、書類上の点数??は、な~んかアバウトにも感じられた。調査するのは人だからね~、書類に沿って一つ一つ判定して書き込んだり数字に丸をつけていくけど、ホントに親身に丁寧にチェックする人と、機械的にチェックする人とでは、見る目や感じ方も違うんじゃないかと、同席していて思ったものだった。

ランクが違うと利用金額が違うし、その範囲内で福祉用具を揃えてもらうし、けっこうギリギリだったり、泣く泣く省いたり、実費になったりもするし、ケアマネや福祉用具レンタル会社の人の意向/プランにも影響するんだよね…。

そしてケアマネも福祉レンタルの担当の人も…人間…、要介護者も家族も、合う合わないという事も生じる場合はあるはず。我が家は幸い、いい方に出会えたので不満に思う事など全くなかったし、かえって業界のやりにくさというか、ケアマネの行政(市)側とのやり取りの不信感みたいな話を聞く事も出来てよかった(微笑)levieも元医療従事者だし、介護の職に就いた友人や後輩から、介護現場の生の話を聞いたりもしてたから、やや暗部に思われる話を聞いても驚きはなかったし~。←やっぱりかって感じ

デイサービス施設もいい所を紹介してもらえてよかった。levie母もlevie父も、…あんなトコ行っても面白くはないよ…、って時たま言ってたけど、利用者に知人がいたり、ヘルパーさんと仲良くなったりして、特に不満を口にする事はなかったな~。行きたくないって怒り出す事もなかったし。あっ、ずる休みは何度かあったけどね(微笑)外に出て人と接する事は刺激になってたはず。

入所施設となるとまた話が違ってくるんだろうなと思うけど、家では泊まりの利用をlevie父が月に2回2泊で行ってたけど、levie母は1度もなかった。療養型、長期ステイは考えなかったな~。自宅の方がやっぱり安心できるし落ち着くだろうしね。家では移乗、着替えやオムツ交換、体操の監修くらいで、ある程度は好きにさせてもいたし、levie妹と二人で、二人の介助をしていたから、自分の時間は制限はされたし、二人の時間に合わせねばならなかったけど、特に苦はなかったかな~。levie母が他界してlevie父の不安定さと痴呆のケが増すまでは…。←それも半年で終わった

デイサービスや療養型ホームは、運営会社、所長の方針、働いている介護士、作業療法士、などの人の“質”によっても大きく異なる事はよく解る。病院だってそうだから。医者にもそれぞれ考えはあるし、…会社…、だからね~。金儲けに走るトコがあっても不思議じゃないし、介護の“か”の字も有してない人も大勢いて当たり前かなと思ってる。過去にも酷い話がニュースになってるしね。

けど、介護の必要な人を持つ…家族…にだって問題ありのケースは増えてるんじゃないかとも思う。金さえ出せばって考える兄弟姉妹、親類はいるでしょ??。まぁ身内のお世話って互いに容赦しない事にもなりやすいと思うし、一概に否定は出来ないけど、老々介護で大変な思いをしていたり、虐待みたいな接し方になってギスギスした関係になってしまうケースもあると思う。けど施設に入れたからもう安心っていうのは違うとlevieは思う。回復の見込みの有無や度合いでも迷う所になるだろうけど、有料のホームはよく調べて、よく考えて判断しないと、取り返しがきかない事態になってしまう事はあると思う。

年金狙い、薬漬け、虐待、延命処置はしない、ろくに話を聞いてくれない、介助/お世話があまりにも杜撰過ぎる、お役所仕事並みなやりとりなど、様々な現実があると思う。

命を守りたい、繋ぎ止めたい、生きていて欲しい、そんな家族の願いを踏みにじるケースも少なからずはあるんじゃないかとも思う。よく聞くのは度重なる転倒事故とかかなぁ。介護系のblogやTwitterなんかでもそんな記載を時たま見かける。面倒を看てくれてないのか??、不親切、横柄、そう思っても預ける他はない人も増えてるんじゃないかなぁ。行政はタッチしないし、現場の事なんか理解してない人ばかりだと思う。ケアマネさんも人によるよ~きっと。あっ、事ある毎にケアマネを頼って??使い倒す人も少なくないみたいだけど、ケアマネは家政婦じゃないから、便利屋ではないから。ケアプランをあれこれと練ってくれる、考えてくれる人だよ。なんでもかんでも押し付けてやってもらえばいいやと考える事が間違いだから。ネサゲサで人道支援を思案してる人もいると思うけど、心や気持ちが足りてない人は不向きだし、損得勘定があったりとか、無償で尽くすような気持ちはない人は、levieは介護系には…手を出して欲しくないと思っている。

行政や指導側にしてもね、現場の苦悩や苦労とか、家族の気持ちを汲んで考える事が出来ない人は、福祉系の職には就いて欲しくない。まっ、会社/企業の体質でも変わってしまうかもしれないけど、ホントにいい人って、職場の質を見限ってすぐにやめてしまう人も多いからねぇ。ホント、人間関係/環境って大事だよ…。管理職クラスでロクな人がいない会社も少なくはないでしょ。

おおきな木ホームクリニックの投稿2本を読んで、医療/介護福祉、の暗部を新ためて見たような気分になった昨夜だった。まっ、普通の一般企業/会社も似たような事はけっこうあるだろうなと思うけどね。あっアメブロの…とある民間救急ドライバーの日常…というブログでも、病院、介護施設、従事者、家族、の“現実”がオーナー目線で書いてあって参考になるかも~。シェディングに関する事も時々書かれてるし。現場の底辺の現場に幻滅してしまうかもしれないけどね。医者も看護職も介護職も所詮は単なる人間で、決して偉くもなんともない姿が見えてくると思う(微笑)


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