松葉杖を知っていますよね。
使っているのを見た事がある、足をけがした人が使っている。
でも、それは知っている事にはならないと思う。
健常者からみると
松葉杖を使うと両手が使えないと言うことに以外と気がつかない。
片足を痛めているので、健常な足と松葉杖で歩く。
痛めている足のために松葉杖で両手が塞がるのだ。
片足立ちで、台所の流しにもたれて、両手でお茶を入れる。
テーブルに持って行く時に松葉杖で歩いて行くので両手が塞がり、
お茶がテーブルに持っていけないのだ。
「えっ、そうなんだ。」
パソコンからプリンターに出力して、出てきたコピーを
松葉杖を使って、コピー機のところに取りに行く。
出てきたコピーを口にくわえて、自分の机まで戻る。
「あ、持てないんだ」
1枚だといけるが、10枚ぐらいだとくわえられない。
どんな時でも、ものを全てショルダーバックに詰めて、
首からぶら下げて、目的地まで歩く。
5mぐらいだと、手にもってケンケンで飛んで行く。
体重があると5mでもかなりしんどい。
ただし、こぼれるコップ等を持っては無理だ。
10mになると必ずこのショルダーバックが必要だ。
松葉杖、僕の生まれた頃から知っている。
木からアルミに変わったが、何十年も同じものだ。
おそらく江戸時代以前から、らしいものはあったと思う。
なぜ進化しないんだろう。誰も考えていないのか。
怪我をした足のために、両手を使って歩くから不便なのだ。
両手に頼らず、怪我をした足の代わりを作れば良いのだ。
怪我をした足が地面に着いてはいけないから
腰から地面に着く義足を作れば両足で歩ける。
腰でしっかり固定できるもの・・・・
世の中に行き渡ってないのだから、当然ないと思っていたが
ネットで探してみた。・・・・あった。
僕と同じ考えている人がいるのだ。
なるほど、ふくらはぎとアキレス腱の損傷には使える。
これは僕が書いたアイデアと似ている。
ただ、ふとももの損傷に使えない。
これは画像で解りにくいが、支点となる腰の固定は
しっかりしているのだろうか?
ガンダムみたいでかっこいいけど、高そう。
うーん、まだ発展途上のようだ。
それとコストの問題だろうが、大量生産に繋がれば、
少しは安くなって、レンタルで問題ないと思う。
江戸時代でも松葉杖に似たものはあっただろう。
この進歩のなさは何なんだろう。
誰もやっていないと言う事なのか。
足が悪いだけで、仕事に支障のない職業は沢山ある。
傘がさせない、それだけで通勤がむずかしいのだ。
両手が使えれば、かなりポジティブに生きれるんだが。
誰か、作ってくれないかな。
自分でやれ!そうだよな。