久し振りに藤田利彦さんからコメントが入っていた。
久し振りと、そんな懐かしそうな言葉は適当ではない。
藤田さんは1日も切れる事なく震災から毎日戦っておられるのだから。
(原文)
11月15日に、石巻市長など市の大幹部が列席した「復興計画案の原案」提示がありました。叩き台の提示ですね。しかし、その「中身」といえば、住民を救済できるような水準のものではなくて、被災者の心の傷に、さらに塩を擦り込むような結果になりました。
深刻な問題は、日常「石巻の市議とは、住民の代弁者だ」を標榜している石巻市市議会の議員が、1名を除いて出席しなかったことです。この「復興計画の原案」というのは、実は、すでに市議たちは「内容を、市から提示されており、知っていた」可能性が極めて高い。同意とまでは言わないが、「与党」を構成している市議にすれば「事前の同意」を与えていた可能性すらある。もし、市からの原案提示内容に不満があれば、この「住民説明会」にも、当然出席をし、住民の、この原案への反応を「己の眼にて」見ておくべきでした。
会場は「大炎上」したのでした。この、市の提示した「復興計画原案」は、ほぼ「否決」されたと判断してよいと思います。さらに言えば、石巻日日新聞社の平井記者が署名入り記事で、この説明会に出席しなかったグウタラ石巻市議に対して、激しい糾弾をしていたことも、付記しておきたいと思います。
石巻市の次回の市議選挙は、平成26年度なのです。だから、市議の大先生たちは「余裕」なんです。4月になっても、黄金浜、栄田、鹿妻、伊勢町など、沢山の被災者は、お風呂に入ることができなかった。その現状を視察した市議は皆無であり、結局、自衛隊と交渉し、自衛隊設営のお風呂に導くシャトルバス計画を練り、実現させたのは、私だったのです。黄金浜には、4月1日になってから、ようやく公的支援物資としてのオニギリ、ペットボトル水が配布されるようになりましたが、これも、市議ではなくて、私が石巻市と交渉した結果でした。炊き出しも皆無であり、peace boatに交渉をし、3月末に黄金浜地域に暖かい食事をもたらしたのも、私でした。
この間、一体、石巻市の市議は「何をしていたのか?」
現在でも、家を失い路頭に迷う被災者が多数に登る。高齢者の場合には、銀行に新築ローンを頼んでみたところで、拒否される始末。しかし、市議が、地域を隈なく調査して、市に提案をするなどするかといえば、「一切無い」のです。
石巻の市民よ!
この市議の「出来損ない」の程度を注意深く見ておくべきだ。そして、26年度の市議選挙でも、同じ愚かな市議を再選するのであれば、石巻の未来は「無い」と断言しておく。
そして、市長は、論評に値しない。
日本では何かあると「文化人」が出て慎重論が聞かれる。
もっと慎重に論議する必要がある。じっくり国民の総意を得て…、あほらしい。
普天間の事を見れば論議して解決する?
時間ばかりが過ぎるだけでしょう。
国民の総意、民主主義ってこと?国民の皆が何を考えてるの。
結果がバカな議員を当選させているだけでしょ。
あきらかに良い事だと解っていても手順を踏まないと何も代えられない。
もっとシンプルにすばやく行政が実行できるように出来ないのか。
じゃあ、別の正否の微妙な問題はどうする。
決定も行動も出来ないのは明確な答えがないからでしょう。
こんなものにさんざん議論をして、慎重に何もしないで時間を費やす。
臆して慎重になるより,時間の方が大事でしょ。
国民みんな短い人生送ってるんだから。
微妙な問題はやってみるべきだ。やってみないと誰にも解らない。
やってみて間違っていれば、間違ってました。右ではなく左でした。
って、シンプルにやり直せるしくみにすればどうなんだ。
物でも、考えでも、右に左に、また右に、左にって、
ブレながら少しずつ修正されて、より正しくなって行くものでしょう。
議員だって、ノー天気な平和な時代に、
身近に付き合ったこともない人間の裁量なり、志が解るわけない。
付き合った事も酒を飲みかわした事もない人間を
選挙の一期間に判断する。何のための選挙だ、解るわけない。
選挙の投票って何なんだ。他人を一目で見抜く賭けなのか。
だったら、コイツは無能だって解れば、数十万人の国民が選んでいようが
総理、知事、市長が選んだ人と同じように
簡単に解任できるシステムを作るべきだろう。
そうすれば、有能な人だけが残って行く。
現役だって緊張感が出て,選挙のためじゃなく
世のため人のために働くだろう。
選挙で国民が選んだことがそんなに価値のあるものか?
今の選挙は平和で豊かな時代に、一部の私利私欲に走る人のみ熱心に選挙に関わり、
大勢の人はどうせ何の役にも立たないと、無投票か、無関心で選んでしまって、
この必要とされる時になると初めて何の役にも立たない人だとわかり騒ぎだす。
僕の考えから言うと、間違いは誰でもする、解れば正せば良い。
だから失敗を恐れず思い切ってやれ、だけど。
選挙の議員だけはどうにもならない。
選んだ側からすればこんな人、すぐにでも代えたい。
税金で養いたくない。
国民から何十万票取ったからと何処に意味がある。
もっと迅速に国民の実になる政治を作れないのか。
藤田さんの言葉に、つくづく選挙の大切さを思います。
と同時に、間違ってればすぐに正せる新しい選挙制度を作るべきだと思う。
そしたら、鳩、管みたいな政治家を作らないだろう。
黄金浜会館掲示板