日々Change。今日の怒りも、恐れも、悲しみも、明日は夢と希望と喜びに。

少々高くても、日本の商品を買いましょう。力を合わせて日本の復興のために。

A Hard Day's Night でも音楽があれば

2011-12-15 19:08:58 | 読書・映画・テレビ
僕は昔から最高の職業って何だろうって聞かれたら
即答で、ミュージシャンと答える。
音楽で一生が過ごせたらどんなに幸せだろうと思う。

もちろん仕事になれば、少し違うかもしれないけど
それはどんなものでも仕事になれば同じ。

じゃ何故,仕事にしなかったかと言えば
僕には音楽向けの脳みそが足りなかったと思う。

音楽を楽しむ脳があっても
音楽を楽しませる脳がなかったんだ。

音楽は僕を救ってくれる、僕を楽しましてくれる

生まれて初めて訳詩に挑戦したよ。
自分の聴いてる曲がどんな事を歌ってるのか
訳詩を見た事はあるけど、
自分で詩を訳すとその人が作ったときの心情が
少し解りかけたような気がする。
自分の訳した詩を目で追いながら曲を聴くと、
まるで自分が思っている事が音楽になっているようだ

パソコンのお陰で僕だって訳詩が出来るんだね。

第一弾は、思い出の曲
YouTubeで聞きながら読んでくれたら嬉しい。


A Hard Day's Night
words and music by Lennon/McCartney


とても忙しかった一日が終わった
犬のようにに働きずくめさ
とても忙しかった一日だったよ
疲れ果ててもう丸太みたいに眠るだろう

だけど君の待つ家に帰れば
いろいろしてくれている君を見て
疲れなんてふっとんじゃうのさ

何であくせく働いてるかわかる?
いっぱい稼いで何かを買ってやりたいんだ
だって君の僕への思いがわかるから
そのせいで、いつだってがんばれるから

だから、いつもわくわくして帰るんだ
ほんとに君は僕だけのものだって
わかるだろ、僕の気分は最高さ

家に帰れば
いつだって最高の気分だよ
家に帰れば
君は飛びついてくる、夢中で、わぉ

とても忙しかった一日が終わった
犬のようにに働きずくめさ
とても忙しかった一日だったよ
疲れ果ててもう丸太みたいに眠るだろう

だけど君の待つ家に帰れば
いろいろしてくれている君を見て
疲れなんてふっとんじゃうんだ

だから、いつもわくわくして帰るんだ
ほんとに君は僕だけのものだって
わかるだろ、気分は最高さ

家に帰れば
いつだって最高の気分だよ
家に帰れば
君は飛びついてくる、夢中で。ヤッホー

あぁ、とても忙しかった一日が終わった
犬のようにに働きずくめさ
とても忙しかった一日だったよ
疲れ果ててもう丸太みたいに眠るだろう

だけど君の待つ家に帰れば
いろいろしてくれている君を見て
疲れなんてふっとんじゃうのさ
わかるだろ、僕の気分は最高さ
わかるだろ、僕の気分は最高さ



It's been a hard day's night
And I've been working like a dog
It's been a hard day's night
I should be sleeping like a log

But when I get home to you
I find the things that you do
Will make me feel all right

You know I work all day
To get you money to buy you things
And it's worth it just to hear you say
You're gonna give me everything

So why I love to come home
'cause when I get you alone
You know I feel okay

When I'm home
everything seems to be all right
when I'm home
feeling you holding me tight, tight, yeah

it's been a hard day's night
And I've been working like a dog
It's been a hard day's night
I should be sleeping like a log

But when I get home to you
I find the things that you do
Will make me feel all right, Oh!

So why I love to come home
'cause when I get you alone
You know I feel okay

When I'm home
Everything seems to be all right
when I'm home
feeling you holding me tight, tight, yeah

Nnn, it's been a hard day's night
And I've been working like a dog
It's been a hard day's night
I should be sleeping like a log

But when I get home to you
I find the things that you do
Will make me feel all right
You know I feel all right
You know I feel all right

NHK「ブータンシボリアゲハ」の番組、よかった~。

2011-10-31 01:26:17 | 読書・映画・テレビ
僕は昆虫マニア、昆虫オタクとは全く違うけれど
書物で読んで、雨模様の日曜日にぜひ見たいと思って楽しみにしていた
「ブータンシボリアゲハ」の番組を見た。



「ブータンシボリアゲハ」とは
ブータン東部の深い谷で78年前にイギリス人探検家がその年と翌年に発見、
採集された5匹の標本が大英自然史博物館に残るだけという生態を含めてすべてが謎の蝶。
蝶のようによく目立つ生き物で、これほどまで謎に包まれた種は世界でも類が無く、
最後の大物と言われてきた。姿、形から「ヒマラヤの貴婦人」という。
(オスはどうする? また、バカなツッコミを)


これが78年前に採集された5匹

ブータンの首都ティンプーは国の西の端、向う谷は東の端。
一本しかない縦断道路を500キロ、道幅の狭い断崖絶壁の道を行く。

調査隊の人は6、7人。いずれも日本を代表する昆虫学者、研究者、カメラマンらしい。
日本はこう言う分野ではかなり高いレベルにあるようだ。
そう言う実績が今回の調査の許可が下りた一因らしい。

それにしても凄いところを行く。思わずこの車が崖から落ちたら、
サッカーの日本代表が、全員いなくなってしまうようなもんだ。
日本の昆虫学者が全滅ではないか。と変な心配をしてしまう。


滝の向こうに見える左右の細いラインが道です。
左右に崖崩れを起こした跡が残っているみたいやな。
こんなとこで通行不能になったら、何年も復興せんやろな。(余計なことを考える)


それにしてもこの調査隊、ほとんど70代の高齢者。女性も70代。大丈夫かと思う。
昆虫学者か、最近聞かないよね。
そうですね、僕より上の人達の世代ですよね。昆虫採集してたのは。
その後は僕の世代も含めて。凄く限られた人達になったと思う。
若い人は本当に数少ないんや。昆虫も数少なくなったしね。
でも、カブトムシとクワガタだけ今子供にブームなんだ。
底の浅い世の中やね。教育がこうしたんだよね。

民放のもったいぶって、そのくせ中味もないし、引っ張り回す番組作りと違って、
やっぱりNHKはドキュメント的で良いわ。
78年見られなかった蝶が、あっさり、飛んでいる姿が捕らえられる。
それからは短い限られた時間で、なかなか見つからなかったり、
大変だったと思う。その努力の成果が
ブータンシボリアゲハの楽園のような場所を発見する。

あの大きな蝶の独特の乱舞、絶滅種に幸明を感じさせる何匹もの交尾の姿。
産みつけた卵まで見つけてしまった。

この老人たち、かなり凄いぞ。10m近い高さまで木を登って調査する様は、
周りが気をつけてください。と老人を気遣う姿と、
昔の昆虫採集をしていたときのような腕白だった頃を想像させてしまう姿が、
重なって、なんだか僕を笑わせてしまう、微笑ましい。

いい番組を見せてもらった。
NHKの蝶が乱舞する動画がありますから是非見てください。

「ヒマラヤの貴婦人」ブータンシボリアゲハ謁見記
NHK「かぶん」ブログ
※勝手に画像を拝借して、ブログをリンクしてごめんなさい

(余り)
十代の終わりに朝日新聞の天声人語に「アンコールワットの遺跡は蝶を追ってジャングルに入ったフランスの昆虫学者が偶然発見した」と書いていた。この話が僕は凄く好きで、ジャングルの中を夢中で蝶を追って、突然現れたこの巨大な遺跡を見たときの昆虫学者の感動がはっきり思い浮かぶようだった。それから、ますます天声人語が好きになり、毎日読むようになったんだけど。
しかし、後にどの書物にもアンコールワットを発見したのが昆虫学者とは出ていない。朝日新聞らしい誤報か?

【Movie】ワイルド・スピード MEGA MAX と 猿の惑星 創世記

2011-10-30 19:38:06 | 読書・映画・テレビ
昨日に続いて映画を見てきました。
実は昨日、会社帰りに見ようと思ったのですが、
梅田の映画館ではIMAXの上映ではなかったので、
他の映画に変更。それで今日、箕面の109で見てきました。
この映画は、IMAXで見なきゃあね。
「ワイルド・スピード」
 

ハリウッド映画らしく、理屈抜きで楽しめる映画。
ストーリー細部は強引なところがあるけど、楽しいからOK。
この歳になって、トレッキング、ウオーキングと
歩くことに興味を持って車よおさらばだけど。

やっぱり僕は車が好きみたい。
なんてったて、アメリカのフリーウエイを走りたくて、
西海岸まで二度も行ったんだから。

映画序盤にさりげなく、あの「スカG」が出てきたときは
最初からテンションあがってしまった。
ホンダ、三菱、スバル、レクサス…、
もう日本車がかっこよく次々出てきました。
60過ぎたオヤジには目まぐるしすぎて確認は難しいぞ。
最後の最後に、ちらっとGTRのお尻が見えた時には…感激。
よくぞ出してくれました。また、YouTueでGTR見なきゃ。
 GTR

それにしても、久し振りに車で箕面まで行ったので
帰りは映画の影響もろ受けで、飛ばす飛ばす。
最近運転してなかったし、今日初めて乗った新車なので
慣れてないのでちょっと危ないシーンも。
映画じゃないんだから反省。車の映画は歩いて見に行こう。
影響受けやすい、単純な僕は注意。

       ■

昨日見たのは、「猿の惑星 創世記」。



これも若いときに第一作を見た時は新鮮なテーマで、
記憶に残る作品でした。
そのあとは、映画館に足を運ぶこともなく、テレビで見ただけ。
何作あったんだっけ。みんな見たのかな。
こういうのは僕の場合、2作3作とあまり見る気にならない。
どうしても、たとえが悪いけれど
嘘に嘘を上塗りしていく感じがつまらなくなってしまう。

この知性的な猿の表情誰かに似てるな。誰だったか。
ハリウッドも人間の表情をモデルにしてるから、
当たり前だけど。
この映画も楽しめました。

       ■

さあ、晴れたら、ウオーキング、トレッキング、ガンバらなきゃ。

北杜夫さん。どくとるマンボウ天国旅行記、読めたら良いな。

2011-10-26 01:58:19 | 読書・映画・テレビ
北杜夫さんが亡くなった。

読書が苦手な僕に本への興味を持たせてくれた功労者。
僕が最初に好きになった作家だったと思う。と言うより唯一読んでいた作家。
今も続いているが、好きになると続け様にその作家の本を読みたくなる。
どくとるマンボウシリーズは沢山読ませてもらった。

本について語ると、
本には無縁のような家庭で育った。
後年父が自分がはまっている精神修行の先生の本を読んでいたことはあるが、
両親とも当時、本を読んでいるのは見たこともない。
◯◯画報とかアサヒ◯◯と言うような、写真が載った大きなサイズの雑誌は
あったような気がする。

漫画ではあるが週刊マガジン、週刊サンデーを読み出したのが小学6年生のころ。
両誌ともこの頃創刊した筈だ。当時は月刊だったかも知れない。
お小遣いのなかった僕には買えず、友人の買ったものを読ませてもらっていた。
当時は回し読みの方が多かったと思う。
僕の兄弟は男の子5人で、駄菓子をのぞけば、4番目の僕は初めから
ものを買ってもらうと言う発想自体思い浮かぶこともなかった。
貧しいと言うことはないが、(実際、小さくても縫製工場をやっていたから)
長男次男のお下がり的な発想しか、親にもなかったんだろう。

そんな漫画をちょっと読んでいた時代に、図書館で借りた(強制的だったと思う)
小説としては海底2万マイル(海底二万海里だった?)を読んだのが最初かな。
正確に言えば、途中で投げ出さずに最後まで読んだ最初の小説。
 たしかこの表紙の本だったと思う。

その後、中学低学年のころにおそらく長男が買ってもらったのか記憶にないが、
「世界の旅」(??)と言うタイトルだったと思う。
8巻ぐらいの立派な全集が知らぬ間に棚に飾ってあった。
どうしてこんな文字ばかりの本を、僕が読み出したのかはわからないが。
夢中で読んだ。おそらく旅行記で僕の好奇心にはまったのだろう。

当時では知ることのない、海外の紀行を色々な作家が書いたものだったと思う。
(何年か前、懐かしくて、実家の倉の2階にあったのを記憶していたので探したが、
兄が処分したようだった。古本屋でも見つからない)

その中に、北杜夫の旅行記があった。「どくとるマンボウ航海記」。
実は、その全集を読んだ以外は本はあまり読まなかった。
どくとるマンボウシリーズを読み出したのは高校生になってからである。
名前も好きだったが、本に紹介されている顔も優しそうで品があって好きだった。
おまけに斎藤茂吉の子供で、精神科医の医者。渡航経験する冒険心も含めて、
ミーハーな僕は海外のあこがれと一緒に、北杜夫に憧れた。

 当時の表紙と違うなあ。

二十歳頃以降、北杜夫さんの本を読んだこともないけれど、
感傷的な気持ちでいっぱいだ。
初めて夢中で読んだときの気持ちは忘れません。
天国の旅行記をいつか読ませてください。
                       合掌

司馬遼太郎と藤沢周平

2011-09-02 23:34:56 | 読書・映画・テレビ
6月のブログで司馬遼太郎のことを書いたけれど、その続き。

中学校の時代にご近所に司馬遼太郎がいるのを知り、
我が家が産經新聞を取っていてその頃「竜馬が行く」が掲載されていた。
でも、歴史が嫌いで世間で大人気になっているものを
敬遠する癖がある僕は20才を過ぎても見向きもしなかった。
司馬遼太郎はこの後数年に渡り、小説家で長者番付1位が続いていた。
すごい人気作家だったのだ。
55才から読み始めた司馬文学は面白く、次々読み始めた。
文庫本で約65冊、最初の20冊ほどは一気だったと思う。
一般の人が1日7里歩いて江戸、長崎に行っていたが
吉田松陰は以外と健脚で12里歩いていたとか。
僕に歴史への興味の扉を開いてくれた。
司馬遼太郎が膨大な資料を元に書くというのも解る気がした。

しばらくして、「竜馬伝説を追え」中村彰彦著を読んだ。
あれ、僕の中で絶対的な司馬遼太郎の歴史観が揺らいだ。
龍馬暗殺の首謀者を探る内容だ。
「竜馬がゆく」で語られていたことが断定でないことを知る。
たまたま、次に津本陽の「商人龍馬」、
童門冬二の「龍馬と弥太郎」というのを読んだ。

司馬遼太郎よりもっと深い、歴史の面白さがある。
そして、商人としての龍馬の視点に龍馬の人物像が
かなり鮮明に見えて来たような気がする。

その後、たまに読んでいた藤沢周平の本にはまり出した。
こちらには歴史のワンポイントレッスンはないが
小説としての人物像がすごい。
歴史への解説はないが小説の中の人物にその歴史観んが
生かされているようだ。だから面白いのかもしれない。

そして、先週手にした「司馬遼太郎と藤沢周平」という佐高信の本。
自分が読んできたこの二人の人物のもやもやが何かわからないが、
偶然この本に導かれたような気がする。

しかし、この佐高信という作家よほど司馬遼太郎が嫌いと見える。
ここまで二人の対比の中で司馬遼太郎を憎々しく書くことに
抵抗を感じてしまう。僕が司馬遼太郎を読んでいて、
「竜馬伝説を追え」「商人龍馬」を読み、司馬遼太郎に対する
違和感が湧きあがった意味が少しわかったような気がする。
そして、自然と藤沢周平に流れた僕の読書の姿勢が偶然にも
この「司馬遼太郎と藤沢周平」に当てはまったような気がする。



とはいえ、これほどまでに何から何まで、気に入らないように
司馬遼太郎を批判するこの佐高信という人に違う意味での違和感を感じてしまう。

この自分の不思議な本との出会いに何かに導かれているような予感がして面白い。

ちなみに、2011年9月現在、僕のよく読んだ作家は
坂東真砂子、横山秀夫、藤沢周平、野沢尚、司馬遼太郎、新田次郎、
村上春樹、向田邦子、藤原伊織、東野圭吾、亀山早苗、津本陽、・・・・
こんなことを書いてもしょうがないか。

どなたかおすすめの作家がいたら教えてください。
もし僕がその作家にはまってしまったら、お好み焼きをごちそうしますよ。