ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『働きマン』 安野モヨコ

2006年10月22日 | イロイロ感想
本屋でちょこっと立ち読みしてすごく面白かったのを、友達にレンタルしてもらいました。
2巻までしか読んでないけど、やっぱりすごく面白かった!
男前だ!松方弘子!
どの話も読み応えありで、中身の濃い漫画でした。
営業マンの話には、ちょっと涙。なんかこの苦労わかる~。
それに、校了前の雰囲気もわかる~。
こういう風に仕事してる時ってあるなあ~って思うけど、私なんかよりもっとこういう雰囲気で仕事をしてる人も知ってるので、私もがんばらねば!と思いました。
彼女に「働きマン読んで思い出しましたよ~。特に、校了間際のシーン」と言ったら、「納豆まき食べて頑張りました」という返事が・・。やっぱり・・。
6月7月の地獄のようだった入稿・校了ラッシュ・・。思い出すなあ。
また来年もありなのか・・


働きマン 1
働きマン 1
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.22
安野 モヨコ著
講談社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。


『天使の卵』&『天使の梯子』

2006年10月22日 | 映画
珍しく初日に映画に行きました。それも恋愛映画・・・。
『天使の卵』
金曜日の朝日新聞の映画評に、
「監督は富樫森。この人の手がける作品にはいつもかならず、ああ、これが映画だ、と胸が熱くなる瞬間がある。それはどこか一目惚れの瞬間に似ている」(山根貞男)
という言葉があって、すごく見たくなったのでした。
ああ、これが映画だという一瞬ってのは、惹かれる言葉だわ~と思いつつ、その一瞬を求めつつ見てたんですが、う~ん、どこ?
わからない・・。確かに映像は綺麗だった。京都の風景もよかった。最後の歩太が澄んだ眼差しで、絵を描き始めるシーンもよかった・・。
でも、これが映画だ!と人に伝えたくなるほどには・・。
自分的に何がしっくりこなかったかというと、3人の役者さんがなんとなくちぐはぐな感じがしたこと。特に市原くん。
かわいすぎ。絵描きより料理人の方が明らかに似合ってる・・・。
春妃が、歩太を愛していく気持ちにあまり共感できません・・。女優さんも二人とも綺麗で、かわいいんですが。
何でかな~、生身を感じさせないのよ・・。

未消化のまま、今日は、10年後の話「天使の梯子」をTVでやるというので、これも普段は絶対みないであろうドラマなのに、みましたよ。毒を食らわば皿まで・・って感じで。
でも、これはよかった。
なんかキャラクターの感情や気持ちにすごく納得できるものがありました。
夏姫は、ちゃんと「今」を生きてる生身の女性ぽかったし、夏姫に恋する元教え子の慎一くんも、ほそっこくて、初々しくて、いかにもいそうで、でもこの子ならしっかり夏姫を愛していくんだろうな~という感じがして。
そして、歩太役は、要潤さん。
そうなんだ、歩太って本当はこういうタイプじゃなきゃ!って思いました。
すごく自分的に合っていたキャスティングでした。
っていうか、結局、市原隼人くんより、要潤さんのほうが自分の好みだったというだけの話か

本当に、だれかに対して取り返しのつかないことをしてしまったまま、その人を失うというのは辛いです。
慎一くんがおばあちゃんを亡くしてしまったシーンには、思わず涙。
映画では全然泣けなかったけど、TVのこのシーンには泣けました。
恋愛とは関係ないけど