ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『ビューティフル・プア』 榎田尤利 B-BOY ノベルズ

2008年06月15日 | BL本感想とか
久しぶりに愛媛県出張。今回はさらに高知中村へもいって来ました。
帰り、中村から四万十川沿いの441号線を通って、内子へ出たけど、この441号線がすごかったです。これ、国道じゃないでしょ!?って何度もナビを確認しました。50キロ近くを時速30~40キロでしか走れませんでした。離合できずにバックを3回しました。高知県民はすごい!あの道が国道・・。たいへんでした・・。
四万十川の景色はすばらしかったですが・・。
この話は、またいつか・・。

行きのフェリーで『ビューティフル・プア』読みました。
久しぶりに、ボロボロ泣きました
孤独な魂が、愛によって癒されていくという話は、ほんとにいいですね~。
家族の写真や絵を見つけるシーン、父の書きかけの手紙を見つけるくだりで、もう
恥ずかしいくらい・・。
そして、最後の最後のくだりにもまたとどめのように涙。

榎田尤利さん、ほんとうにうまいです。
話もうまいし、こんなに泣けるBLってないです。それも、幸福感で泣ける・・。
こんな小説を読めることが人生のひとつの幸せです。

人は、人によってでしか、孤独を埋めれないし、人によって幸福になれる・・と思います。
いや、ナナ子でも癒されるけどね。