着付けの気づき

着付けの個人教室を行っている先生が、着付や着物に対するこだわりの思いを中心に語ります。

習い事の延長線に期待すること

2019-09-17 19:44:43 | 和裁
私は月に三回和裁の教室に通っています。

何とびっくり! 習い始めて13年目突入です。
というとかなりのベテランと思われるかもしれませんが、まだまだでして…、お恥ずかしい限りです。
本当は家でも予習復習をしっかりすればいいものを、仕事やら家事やらで忙しくてなかなか進まず(言い訳です。笑)…。ただそんな私でも続けてこられたのは暖かく見守ってくだるお仲間のお陰だと思っています。

私が通うこの教室はプロを志す方の集団ではなく、サークル活動なので、皆さん思い思いのものを楽しくおしゃべりしながら作っています。
こんなことを言ったら先生に怒られるかもしれませんが、私にとってこの和裁サークルは正直息抜きです。
周りを調べると和裁の教室もいくつかありますが、その形態は実に様々です。
私が通っているような憩いの場としてのお教室もあれば、技術を短期間で習得できるしっかりとしたカリキュラムのもとにプロの育成も可能な専門学校もあります。
様々な形態のお教室や学校のなかでどれを選択するのかは和裁に限らず将来自分がどうなりたいのかを考えて選ぶ必要があると思っています。

私の場合、この和裁教室については長く通っている割に満足な技術習得に至っていないことに落ち込むことも多々ありましたが、それでもはたと気づいたら、肌着、裾よけ、長襦袢、着物、帯全て自分で作ったものを身に纏っている自分に気づき、感慨無量になりました。

しっかり形になっているではありませんか。
また通うことによって「楽しいひとときを過ごすことが出来ていると思えること」「素敵なお仲間に巡り会えたこと」「自分の着やすい着物の寸法が分かってきたこと」「簡単な着物のお直しが出来るようになってきたこと」は収穫です。

これからも私はこのお仲間を大事にしてボチボチ針を動かし長い目で少しずつ進歩出来たらと思っています。

川口着付個人教室
 http://www.wbcs.nir.jp/~yoko


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