昭和に購入、平成に故障、令和に修理シリーズ第1弾
三和のテスター、JP-12Dです。
昭和62年購入
ここ3年程、交流電圧を測定すると、低い値を表示する症状あり
例えばコンセント100Vを測定すると60Vを示すなど、4割以上低めです
直流電圧、直流電流、抵抗は普通に測定可能。
きっかけはよくわかりません(間違ってハイインピーダンスの高周波電流を測定してから?)
あまり困っていないので、そのままだったのですが、これを機会に修理。
幸い、回路図があり、考えてみるとこのダイオードが怪しい
回路図を要約するとこんな感じ
交流電圧レンジで、直流電圧を測定すると、なぜか逆に振れる。
これはD1の故障と判断し、部品を確認すると1S188
規格を確認するとVRが35V VRRMが40V IOが50mA、IFMが150mA
なかなか似たダイオードがありません。
1N60が比較的似ています。
交換しました
なおりました
令和の次まで、使わせていただきます