県内T市からセレナのお引取りにおいでになったT様ファミリーです
ご主人は整備士とお聞きしていたつもりでしたが
正確にはチューンナップ専門の“元”整備士で
日産のL型エンジンがお得意だったようですが
7年前から長野県民になられて以来
K高原でペンションを経営なさっているアラフォーの
典型的なこの手のミニバンのお客様世代ご一家でした。
今でもご自分用のスポーツタイプトヨタ車はお持ちで
今回のセレナはご家族用になるようです。
個人的な感想ですが
同じミニバンと呼ばれているエスティマやオデッセイは
動力性能に重点を置いているためか
家族のための室内空間に「踏ん切れなさ」を感じてしまうのですが
ステップワゴンやノア、そしてセレナ等はその点
“動力性能による運転する楽しさはホドホドでよい”という「潔さ」
言い方によっては「あきらめ」があると思うのです。
『あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず』で
立てたところがその車種の“売り”なのですから
使い方によってお選びになるだけのことで
どちらが良いとか悪いとかという話ではありませんがナンバー枠のボディ寸法でありながら
お子さんが小さい頃のこの「室内の圧倒的な広さ」はやはり魅力です。
彼らが高校生、下手をしたら中学生でも
親が遊びに行くから乗れ、と言っても、経験的には
付き合ってくれなくなる時期が必ずやって来ますから
乗ってくれるうちが華なこの時期
親もある種のあきらめをもってクルマを選ぶのですが
T様のように複数所有できる方は理想的です。
と言う勝手は言い分はともかくとして
ここからK高原までは多分100㌔程はあると思いますので
どうぞお気を付けてお帰りください。
益々のご繁盛とご家族のご健康をお祈りしています