保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

フィット4WDを買取りました。

2010年04月21日 | クルマ販売と板金修理の実録

地元の“実質”ワンオーナー
数少ない4WDのフィットを買取入庫しました

“実質”の意味は、書類上は「移転」がされているからです。

一般的な話で決してこのクルマのことではないのですが
個人経営者がリース会社を経由して法人登録し
なるべく短いリース期間を組んでリース料を会社経費で落として
安く設定した残存価格でリースアップ時に経営者個人が買取ることは
かつてよく取られていた“個人経営者が儲ける方法”だったのですが
今では基本的にはできなくなったようです。

世の中に「リース」が流行りだした頃、新車営業マンの私は
ある小さな会社の社長さんに尋ねられました。

「おたくもリースできる?なるべく短い期間で
残存価格はできるだけ安く
月の払いはいくら“高く”てもいいよ」

月の払いを“安く”するには、なるべく長い期間で
残存価格はなるべく高く設定するのが一般的なのですが
真逆のことをおっしゃっるのです。

えっ、なんで…???

「そんなことも知らないの?リースアップしたら私が
その を買うのが条件だからよく考えれば解かるでしょ」

儲かっている会社にリース料を経費として払わせ
限りなく安く設定した残存価格で個人が買取る…。

「応接間に飾る絵画も同じ方法で儲けられるよ」



なるほど当時、リース期間に
「最短(償却年数×0,7)」の制限があるのはそのためだったのでしょうが
その目の付け所にはホトホト感心したものです。

そしてその後、ほとんどのリース会社のリースアップ車は
その会社または系列会社に入庫になり、再販価格も設定され
勝手に処分はできなくなったことを聞いていますが
しかしまだ一部、できる処もあるらしいのです。

ただ、中古車販売にはリース契約の話はまずありませんので
最近の正確な情報を把握する機会もなく
このフィットの「移転」の訳は、お嬢様である前ユーザーの
事情をよくご存知でない曖昧な表現から
こちらで勝手に推測させていただに過ぎませんが
“遠からず”当っていることでしょう。





 

 


 

コメント
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