保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

RGステップワゴンはヤワい !?

2010年04月29日 | クルマ販売と板金修理の実録

追突相手のパジェロジュニアは修理見積りが10万円ほどなのに
RGステップワゴンはコアサポート、ラジエターまで達していて約52万円
ぶつけた方の損害が得てして大きいとは言われていますが
この金額の差にはちょっと

ホンダではコアサポートの部品名は「フロントバルクヘッド」なのですが
本来の意味は“エンジンルーム後端にある室内との隔壁”のことで
なぜこう呼ぶのか分かりません。

ところで、相手がこの程度の金額だったことは
保険会社の最初のの女性担当者から聞いたもので
「およそいくら位ですか」と尋ねた彼女に
「多分40万円は超えますよ」と答えると
「それって今回の事故の分“だけ”ですよね?」と
いぶかしがったほどです。

確かに軽トラの後カドに当ったのではありませんし…。

特にフロントを壊れ易くして乗員を保護する
いわゆるクラッシャブルゾーンを設ける造りは一応、理解できますが
ここまで壊さないといけない理由は本当にそれだけであって
コストダウンの結果を体の良い言葉で隠しているんじゃないかと
ウガッタ見方さえしてしまいそうです。

軽がちょっとの衝撃で
エアバックは開き左右のシートベルトもロックして
これだけで10万円を超える負担が生じたりするのも
イザ自分の身に降りかかるとかなりの出費です。

肝心な車体修理が10万円程度で済んでも
結局、合計は20万円になったりして…。

今回はここまで破損してもエアバックは開いていませんから
“当たり所が悪かった”で済まされてしまうのでしょうが
どちらもケガはしなかったのですから
これもこうしたヤワな造りの効果なのでしょうか

ヤワと言えば一昨日入庫のプレミオもそうですが
お客様の「バンパーをちょっとぶつけた」には注意が必要で
昨今のバンパーは中にリーンホースメントなどの
補強板が入っていない上、取付ステーすらない全くの“ドンガラ”が多く
バックパネルが押されて変形しているのにバンパー自体は
その復元力で元に戻っているので僅かな変形に見えるのですが
実は修理代が6、7万円と嵩むことも多いのです。


(エンドパネルにバンパー直付けのため
こうしてナットを緩めると押された分がスキマになります)

そんなこんなの造りのため、保険会社アジャスターさんが最近は
とにかく“全損事故”が増えたと嘆くことしきりです。


 

 


 

コメント
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