昨日、競売の開札が午前10時から行われ
その結果が午後2時にはネットで見ることができました。
入札そのものをしなかったのですから
わざわざ裁判所の開札場に行く気にならなかったものです。
銀行や弁護士、その他ほとんどの方が
売れるはずがない、と言っていた中でただ1人
何十年来のお付き合いになる不動産会社に勤めるHさんだけは
絶対に買っておくべきだと言い、その理由も
なるほどと納得できるものだったのですが
有り余っているお金で暮らしているわけではありませんし
今後のことも色々考えた末、結果的にはそのアドバイスに従えず
入札に参加しなかったのでした。
結果はHさんの言う通り、3件もの入札があり落札者は「法人」ですから
もしかしたら不動産関係の方かもしれず
この時点では、買受人がどこのどなたなのか
公表されていませんので全く分かりませんが
約1週間の異議申立期間の後、正式に決まるや否や
何らかのアポがあるはずです。
資金運用等で人気のある物件には10件を軽く上回る入札があり
基準価格の2倍以上で売れているものもあるのですから
それほどではなかった点では、Hさんが言う“素人的”アドバイスも
少しは当っていたのでしょう。
これで今まで19年と半年に渡る現契約は解除され
この新しい地主さんと新たな契約を結ぶことになるのですが
敷金、保証金そして肝心な賃料はさてどうなることやら…。
宙ぶらりんな気持ちがすっきりすることは良いとしても
交渉事という煩わしさが加わるのですから、日常の仕事に
その精神的負担を引きずり込まないよう注意しながら
粛々と暮らす努力をすることにします。